〔BLOG〕パピオカメラ│フィルムカメラのお店

フィルムカメラの情報・作例や使用方法などをアップしていきます!

OLYMPUS 35SPの使い方♪

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フィルムカメラ専門店パピオカメラです。

 

この記事では、

OLYMPUS 35SP の基本的な使い方を紹介します。

フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。

 

 

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*この記事について*

 始めてフィルムカメラ・マニュアルフォーカスカメラを使う方でもわかりやすいように解説していますので以下の点ご留意ください。

・説明書よりも詳しく書いている部分、逆に省いて記載している部分があります。

・一般的な呼び方とは異なる名称で記載している部分があります。

・記載内容(フィルム装填の順番や撮影方法など)は使用説明書などと一致していない場合があります。なるべくやりやすいと思われるやり方で解説しています。

 

 

 

OLYMPUS 35SPの使い方♪

1:電池を入れる

底にある電池室に、電池を入れます。

 

(写真のカメラはOLYMPUS 35DCを使用していますが、ほぼ同様です)

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一円玉などを溝にあててくるくるして、開けます


カメラの電池(水銀電池)は現在発売されていないため、
代替電池を使用します。

 

ここではLR625という電池を使用しています。

 

手に入りやすいLR44でもよいのですが、その場合は電池のサイズが小さいので、カメラの中でうごかないように、アダプターを使うか、電池の大きさの調節をします。

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電池を入れて、閉じます。

2:フィルムを入れる

35mmフィルムを入れます。

(写真のカメラはOLYMPUS 35DCを使用していますが、ほぼ同様です)

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引っ張って、裏蓋を開ける

 

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フィルムを入れ、先を少し引き出す



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フィルムの先を巻取り軸の溝に差し込む



 

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巻き上げレバーでフィルムを巻き上げる

やさしく、右の方向に行ききるまで

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フィルムの穴と歯車がかみ合うように

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巻き戻しクランクを立ち上げる

 

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巻き戻しクランクを時計回りに軽く回し、フィルムのたるみをとる




 

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裏蓋を閉じる

 

最初のフィルムは感光しているため、何度かシャッターを押してフィルムを送ります。

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シャッターを押す→巻き上げレバーでフィルムを巻き上げる
を繰り返し、フィルムカウンターが1になれば撮影できます。

 

*シャッターが押せない時は、巻き上げレバーでフィルムを巻き上げてから押す

また、暗すぎるところではシャッターが切れません。

*この過程で左の巻き戻しクランクがくるくるまわれば、フィルムはちゃんと送られています。撮影をするたびに、この巻き戻しクランクはくるくるまわります。

 

3:感度をセットする

フィルムの感度は「ISO~」とフィルムに書いてある~の数字です。

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感度設定



4:撮影

巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。

 

 

オート撮影の場合、オートに設定しておきます。

リングを動かして、下の写真のように設定。

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オートに設定

 

巻き上げレバーでフィルムを巻き上げる

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巻き上げレバーを右にいききるまで動かし、フィルムを巻き上げる。




やさしく、右に回りきるまで。

巻きあがらない時は、すでに巻き上がっているかもしれませんので、下のピント合わせ→シャッターを押すをしてみます。

 

ピント合わせ

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ピントリングを回し、ピントを合わせます。

 

ファインダーをのぞき、ピントリングを回し、ピントを合わせます。

 

 写真のカメラは別の機種のカメラですが、内容は同様です。

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ファインダー

ファインダーをのぞいて、ピントを合わせたいものを中心の黄色い四角に合わせて見ると、ピントが合っていない場合二重に見えます。

 

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ペンが二重に見えます。

ピントを合わせるためには、ピントリングを動かして、二重の像を一致させます。

 

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二重の像が合致。ピントが合っている状態です。

 



 

ファインダー内を見ると、明るさに応じメータの針が動いています。

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ファインダー内



メータの見方が分からない場合、意識するのは針が黄色か赤いゾーンに入った時だけでOKです。

 

 

 

シャッターを押します。

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シャッターを押す


※オート撮影の場合、暗すぎるときはシャッターが切れません。


次の撮影も、巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。

MF(マニュアルフォーカス)に慣れていない間は、ピント合わせを忘れがちなので注意!

 

★マニュアル撮影の場合

 

自分でシャッタースピードと絞りを設定したい場合。

 

下の写真のように、設定します。

※絞りとシャッタースピード両方をAから外します。

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露出の設定

 窓の数字(上の写真では10)を変えずに、シャッタースピードと絞りを変えたいという場合は、2つのリング(上の写真の★の部分)を同時に持って、くるくる回します。

 

スポット測光

 

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SPOTボタン

逆光下で人物を撮影したい場合など、そのまま撮ると人物が暗く写ってしまします。

その場合、人物の明るさをはかります。

 

人物をファインダー内中央の黄色の部分に来るようにして、SPOTボタンを押すと、人物の明るさをはかることができます。

 

オート撮影の場合は、SPOTボタンを押しながらシャッターを押す、マニュアル撮影の場合は、SPOTボタンを押してメーターに表示された数字に窓の数字を合わせます。

 

 

★セルフタイマー

 

マニュアル撮影のみでできます。

 

「巻き上げ⇒露出のセット⇒セルフタイマーレバーを止まるまで引く⇒シャッターを押す」

 

タイマーが動き出し、数秒後にシャッターが切れます。

 

※巻き上げ後でないとシャッターは切れません。

※B(バルブ)では使用できません。

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セルフタイマーレバー


5:フィルムの巻き戻し・取り出し

フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げレバーが動かなくなります。
(この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意)

フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、
フィルムを巻き戻していきます。

 

(写真のカメラはOLYMPUS 35DCを使用していますが、ほぼ同様です)

 

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底の黒いボタンを押します



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巻き戻しクランクを時計回りにひたすら回します。


巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなります。これが、巻き戻し終了の合図です。

裏蓋を開けてフィルムを取り出しましょう。


フィルムを取り出し、その後しばらく撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。電池を抜かない場合、OLYMPUS 35SPは露出計の電源スイッチがないため、露出計は常に働いている状態です。保管場所は明るすぎたり、メーターの針が頻繁に動く場所は避けたほうがよさそうです。


また、半年くらいたってくると、電池が消耗されメーターの精度が悪くなってくるので、電池交換をしましょう。

 

 

最後に

 

この記事では、OLYMPUS 35SP の使い方を紹介しました。

 

フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!

 

 

 

著者:papiocamera

情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。もしミスがありましたら、ご連絡いただけると幸いです。

 

 

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