フィルムカメラ専門店パピオカメラです。
この記事では、
CANON DEMI Sの基本的な使い方を紹介します。
フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。
「CANON DEMI S」は、CANONのゾーンフォーカス・ハーフサイズカメラです。
f1.7の明るいレンズを搭載しています。
DEMIはフランス語で「ハーフ」という意味なのだそうです。
デザインもおしゃれですが、名前もおしゃれなカメラですね♪
CANON DEMI Sの使い方♪
1:電池を入れる
電池は不要です。
2:フィルムを入れる
35mmフィルムを入れます。
一般的なフィルムです。
*このカメラは巻き戻しノブが上に引きあがらないカメラです。
そのため、上の写真のように下からパトローネ(フィルムの本体)を入れてください。
裏蓋を閉じます。
重みが感じられる程度まで回します。
最初のフィルムは感光しているため、4回ほど「巻き戻しレバーを引く⇒シャッターを押す」を繰り返してフィルムを送ります。
フィルムカウンターが0になれば撮影できます。
*上の過程で巻き戻しレバーを引く際に、左の巻き戻しクランクがくるくるまわれば、フィルムはちゃんと送られています。撮影をするたびに、この巻き戻しのレバーはくるくるまわります。
4回ほど「巻き戻しレバーを引く⇒シャッターを押す」を繰り返しても巻き戻しクランクが回らなければ、もう一度フィルムの装填をし直してください。
3:感度をセットする
フィルムの感度は「ISO~」とフィルムに書いてある~の数字です。
上の写真はASA100のところに合っています。
4:撮影
基本の撮影
巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ→シャッター速度・絞り・ピント合わせ→シャッターを押すの順です。
■巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ
巻きあがらない時は、すでに巻き上がっているかもしれませんので、「シャッター速度・絞り・ピント合わせ→シャッターを押す」に進みます。
■シャッター速度・絞り・ピント合わせ
写したいもの(被写体)にカメラを向け、メーターを見ます。
細い針に太い針を合わせるように調整します。
*細い針が左側または右側いっぱいになったときは、露出が適正ではありません。
(暗すぎるまたは明るすぎるということです)
シャッター速度は先端の赤い線の印、絞りは60の上の赤い丸の印に合わせます。
上の写真では、絞り5.6、シャッター速度1/60秒のところに合っています。
撮りたいものとの距離を目算してピントを合わせます。
■シャッターを押す
5:フィルムの巻き戻し・取り出し
フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げレバーが動かなくなります。
(この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意)
フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、
フィルムを巻き戻していきます。
「底のボタンを押しながら!!」です。
巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなります。これが、巻き戻し終了の合図です。
著者:papiocamera
情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>
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