フィルムカメラ専門店パピオカメラです。
この記事では、
YASHICA ELECTRO 35MC の基本的な使い方を紹介します。
フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。
🙃〔2021/04/08更新〕:撮影動画と、絞りのお天気マーク解説を追加しました。
------------------
*この記事について*
始めてフィルムカメラ・マニュアルフォーカスカメラを使う方でもわかりやすいように解説していますので以下の点ご留意ください。
・説明書よりも詳しく書いている部分、逆に省いて記載している部分があります。
・一般的な呼び方とは異なる名称で記載している部分があります。
・記載内容(フィルム装填の順番や撮影方法など)は使用説明書などと一致していない場合があります。なるべくやりやすいと思われるやり方で解説しています。
YASHICA ELECTRO 35MCの使い方♪
1:電池を入れる
2:フィルムを入れる
35mmフィルムを入れます。
巻き上げ出来ない時はシャッターを切ってから試してみてください。
(シャッターを切るときは、シャッターレバーのロックを解除する)
フィルムカウンターが1になるまで、「巻き上げ⇒シャッターを切る」を繰り返します。
3:感度をセットする
フィルムの感度は「ISO~」とフィルムに書いてある~の数字です。
4:撮影
撮影動作の動画
巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ→絞り合わせ→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。
右に回りきるまで。
巻きあがらない時は、すでに巻き上がっているかもしれませんので、下にすすみます。
★絞り合わせ
☀️(太陽) 日差したっぷりの屋外
💭(くも) くもりや日陰
🏠(窓) 室内
絞りの数字を小さくすると、暗いところでも撮りやすくなり、ボケ感を楽しむ写真が撮れます。一方、ピントの距離が少しずれると、ピンボケしやすくなります。
絞りの数字を大きくすると、明るい場所で撮りやすくなります。全体にピントが合いやすくなり、ピンボケはしにくくなります。
★ピント合わせ
ピントリングを回して、ピントを合わします。
目で見て撮りたいものまでの距離を判断し、ピントを合わせます。
------------------------------------------
★距離合わせのこつ★
さくっとピントを合わせたいときは、ファインダー内で。
明るい場所なら、ざっくりでもピントが合います。
シャッターを押します。
次の撮影も、巻き上げノブでフィルムを巻き上げ→絞り合わせ→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。
MF(マニュアルフォーカス)に慣れていない間は、ピント合わせを忘れがちなので注意!
撮影終了したら、シャッターレバーをロックに入れておきます。
(赤い線をLに合わせる)
5:フィルムの巻き戻し・取り出し
フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げレバーが動かなくなります。
(この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意)
フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、
フィルムを巻き戻していきます。
巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなります。これが、巻き戻し終了の合図です。
フィルムを取り出し、その後しばらく撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。
また、半年くらいたってくると、電池が消耗されメーターの精度が悪くなってくるので、電池交換をしましょう。
最後に
この記事では、YASHICA ELECTRO 35MC の使い方を紹介しました。
フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!
著者:papiocamera
情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>
-𝙥𝙖𝙥𝙞𝙤 𝙘𝙖𝙢𝙚𝙧𝙖-(パピオカメラ)
〖 お店について 〗
2019年に、フィルムカメラ大好きな店主が、長年やりたかったフィルムカメラのお店をオープンしました。
現在は、オンラインストアでフィルムカメラを販売しています。
「フィルムって楽しい」と思っていただけるよう、Instagramでの情報発信や、フィルムカメラの使い方BLOGなども作成しています。
🎞ˊ˗ フィルムの魅力発信してます▶▶インスタグラム