〔BLOG〕パピオカメラ│フィルムカメラのお店

初心者向けフィルム情報発信!フィルムカメラの情報・作例や使用方法などをアップしていきます!

YASHICA ELECTRO 35MCの使い方♪

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フィルムカメラ専門店パピオカメラです。

 

この記事では、

YASHICA ELECTRO 35MC の基本的な使い方を紹介します。

フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。

 

 🙃〔2021/04/08更新〕:撮影動画と、絞りのお天気マーク解説を追加しました。

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*この記事について*

 始めてフィルムカメラ・マニュアルフォーカスカメラを使う方でもわかりやすいように解説していますので以下の点ご留意ください。

・説明書よりも詳しく書いている部分、逆に省いて記載している部分があります。

・一般的な呼び方とは異なる名称で記載している部分があります。

・記載内容(フィルム装填の順番や撮影方法など)は使用説明書などと一致していない場合があります。なるべくやりやすいと思われるやり方で解説しています。

 

 

YASHICA ELECTRO 35MCの使い方♪

1:電池を入れる

 

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電池室を開ける

電池は、4LR444SR44を一本使用します。

 

 

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電池を入れて蓋を閉じる

 

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ちなみに、巻き上げしてシャッター半押しすると、通電していたら緑ランプが光ります☆(シャッターのロックは解除しないとシャッターは押せません)

 

2:フィルムを入れる

35mmフィルムを入れます。

 

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巻き戻しクランクを上に引っ張って、裏蓋を開ける

 

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パトローネ(フィルムの筒)をフィルム室の左側に入れる

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巻き戻しクランクをしっかりもとに戻す。


 

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フィルムの先をのばし、差し込みやすいスリットに差し込む


 

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右に行ききるまでしっかり巻き上げる。




 

巻き上げ出来ない時はシャッターを切ってから試してみてください。

 (シャッターを切るときは、シャッターレバーのロックを解除する)

 

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フィルムの穴と歯車がかみ合っているのを確認して、裏蓋を閉じます。

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たわみが気になるようなら、巻き戻しクランクを時計回りに軽く回します。


 

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シャッターを切る


 

フィルムカウンターが1になるまで、「巻き上げ⇒シャッターを切る」を繰り返します。

 

 

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巻き上げ。フィルムが装填できていれば、巻き上げと連動して、巻き戻しクランクがくるくる回ります。

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シャッターを切る

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フィルムカウンターが1になるころには、写り始めます。



 


3:感度をセットする

フィルムの感度は「ISO~」とフィルムに書いてある~の数字です。

 

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このフィルムの場合はISO100なので、100です。

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ASAの数字を感度の数字に合わせます。写真はASA200(ISO200)のところに合っています。




 

4:撮影

 

撮影動作の動画

youtu.be

 

 

巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ→絞り合わせ→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。

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巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ



右に回りきるまで。

巻きあがらない時は、すでに巻き上がっているかもしれませんので、下にすすみます。

 

★絞り合わせ

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絞りリングをお天気に合わせて動かす。写真はf16のところに合っています。

 

 

☀️(太陽) 日差したっぷりの屋外

💭(くも) くもりや日陰

🏠(窓) 室内

 

 

 絞りの数字を小さくすると、暗いところでも撮りやすくなり、ボケ感を楽しむ写真が撮れます。一方、ピントの距離が少しずれると、ピンボケしやすくなります。

 

 絞りの数字を大きくすると、明るい場所で撮りやすくなります。全体にピントが合いやすくなり、ピンボケはしにくくなります。

 


★ピント合わせ

 ピントリングを回して、ピントを合わします。

 

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ピントリングを回してピントを合わせる。写真は0.9mのところに合っています。



 

目で見て撮りたいものまでの距離を判断し、ピントを合わせます。

 

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★距離合わせのこつ★

 

 さくっとピントを合わせたいときは、ファインダー内で。

明るい場所なら、ざっくりでもピントが合います。

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ファインダー内でざっくりとピクトグラムで合わせることもできます。

 



シャッターを押します。

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シャッターを押します。




次の撮影も、巻き上げノブでフィルムを巻き上げ→絞り合わせ→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。

MF(マニュアルフォーカス)に慣れていない間は、ピント合わせを忘れがちなので注意!

 

撮影終了したら、シャッターレバーをロックに入れておきます。

(赤い線をLに合わせる)

 

5:フィルムの巻き戻し・取り出し

 

 

フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げレバーが動かなくなります。
(この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意)

フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、
フィルムを巻き戻していきます。

 

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カメラ底の巻き戻しボタンを押します


 

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巻き戻しクランクを時計回りにくるくる回します。


巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなります。これが、巻き戻し終了の合図です。

 

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巻き戻しクランクを上に引っ張ると裏蓋が開く

 

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フィルムを取り出す。カメラを傾けると取り出しやすいです。




 

フィルムを取り出し、その後しばらく撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。

 


また、半年くらいたってくると、電池が消耗されメーターの精度が悪くなってくるので、電池交換をしましょう。

 

 

最後に

 

この記事では、YASHICA ELECTRO 35MC の使い方を紹介しました。

 

フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!

 

 

 

著者:papiocamera

情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>

 

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-𝙥𝙖𝙥𝙞𝙤 𝙘𝙖𝙢𝙚𝙧𝙖-(パピオカメラ)


⁡〖 お店について 〗

2019年に、フィルムカメラ大好きな店主が、長年やりたかったフィルムカメラのお店をオープンしました。

現在は、オンラインストアフィルムカメラを販売しています。

「フィルムって楽しい」と思っていただけるよう、Instagramでの情報発信や、フィルムカメラの使い方BLOGなども作成しています。

 

🎞ˊ˗ フィルムの魅力発信してます▶▶インスタグラム

 

YASHICA ELECTRO 35GXの使い方♪

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フィルムカメラ専門店パピオカメラです。

 

この記事では、

YASHICA ELECTRO 35GX の基本的な使い方を紹介します。

フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。

 

 

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*この記事について*

 始めてフィルムカメラ・マニュアルフォーカスカメラを使う方でもわかりやすいように解説していますので以下の点ご留意ください。

・説明書よりも詳しく書いている部分、逆に省いて記載している部分があります。

・一般的な呼び方とは異なる名称で記載している部分があります。

・記載内容(フィルム装填の順番や撮影方法など)は使用説明書などと一致していない場合があります。なるべくやりやすいと思われるやり方で解説しています。

 

 

YASHICA ELECTRO 35GXの使い方♪

☆最初に☆

・フィルム装填や撮影で必ず行う動作

 

「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す」という動作です。「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す⇒フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す…」の順で動作します。

 

まず、

 

ロックがかかっているときは、シャッターが切れません。

シャッターのロックを解除してください。

 ↓

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上の写真の状態ではシャッターが切れないので、ロックを解除します。

 

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ロックが解除された状態。これでシャッターが切れる状態です。

カメラを使用しない時は、ロックしておきましょう。


 

 ☆TRY☆「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す」

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フィルムの巻き上げ。巻き上げレバーが右に行ききるまで。


 

 

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シャッターを押す。カシャン!という音がします。


 

☆上の動作ができない時☆

 

以下をためしてみてください。

 

・フィルムの巻き上げができない!というとき

シャッターを押すと巻き上げができます。

 

・逆にシャッターを押せない!というとき

巻き上げするとシャッターが押せます。

 

 

・フィルム装填前に、撮影の動作を試してみよう!

 

フィルムを入れる前に、撮影の動作をお試しできます。

 

「1:電池を入れる」から進み、「2:フィルムを入れる」を省略して、「4:撮影」に進んでください。

 

 

 

1:電池を入れる

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電池室を開ける



現在入手困難な水銀電池使用のカメラなので、代替電池を使用します。
今回は自作のアダプター&アルミホイルでかさまししたものを入れます。

 

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自作のアダプター&アルミホイルでかさまししたもの(別のカメラの写真を使用していますが、電池の入れ方は同様です。

 

電池はSR44かLR44。電池の向きは注意してください。アルミホイル側が+になるようにして電池とホイルをゴムチューブに入れています。チューブでなくてもビニールテープなどで巻いても可能。

 

片側に直列に二個入れて、片側にアルミホイルを詰めるというやり方もあるようです。

 

※作成の際は自己責任でお願いいたします。

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電池の向きは注意してください!電池室内でぐらぐらしないようにして蓋を閉めます。



(気になるようでしたら、アダプターを別途他サイトにてご購入いただきご使用ください。アダプターを付けると、SR44かLR44をこのカメラに使用可能な大きさに変えられます。)

 

 

バッテリーチェックをします。

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バッテリーチェックボタンを押して、フィルムカウンターが光ればOK!

 

2:フィルムを入れる

35mmフィルムを入れます。

 シャッターのロックは解除しておいてください(☆最初に☆を参照。)

 

 (一部別のカメラの写真を使用して説明していますが、装填方法は同様です)

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巻き戻しクランクを上に引っ張る上に引っ張って、裏蓋を開ける

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パトローネ(フィルムの筒)を入れて、巻き戻しクランクをしっかりもとに戻す。

 

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フィルムの先をのばし、差し込みやすいスリットに差し込む

 

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右に行ききるまでしっかり巻き上げる。



 

巻き上げ出来ない時はシャッターを切ってから試してみてください。

 

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フィルムの穴と歯車がかみ合っているのを確認して、裏蓋を閉じます。

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たわみが気になるようなら、巻き戻しクランクを時計回りに軽く回します。

 

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シャッターを切る(ロックがかかっていると切れません)

 

フィルムカウンターが1になるまで、「巻き上げ⇒シャッターを切る」を繰り返します。

 

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巻き上げ。

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シャッターを切る

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フィルムカウンターが1になるころには、写り始めます。



 


3:感度をセットする

フィルムの感度は「ISO~」とフィルムに書いてある~の数字です。

 

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このフィルムの場合はISO100なので、100です。

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ASAの数字を感度の数字に合わせます。写真はASA200(ISO200)のところに合っています。

 

4:撮影

 

 巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ→絞り合わせ→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。

 

★最初に★

 シャッターのロックは解除しておいてください(☆最初に☆を参照。)

 

巻き上げレバーでフィルムを巻き上げる

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巻き上げレバーを右に行ききるまで動かす




右に回りきるまで。

巻きあがらない時は、すでに巻き上がっているかもしれませんので、下にすすみます。

 

絞り合わせ

お天気に合わせて絞りリングを動かして調節します。

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この写真では絞りがf1.7に合っています。

 

絞りを合わせたら、シャッターを軽く押してみます。

 

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シャッターを半押ししてみる。(ロックは解除しておく)

露出が適正であれば、上の写真のように、カメラ上部の明かりは点灯しません。

明かりは点灯しなければ、ピント合わせに進みます。

 

 

★赤ランプが点灯→露出オーバー(明るすぎる写真になる)★

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赤ランプが点灯→露出オーバー

明るすぎる写真になるので、絞りリングを赤の矢印の方向に動かして、絞りの数字を大きくしていきます(f4→f11など)。

 

再びシャッター半押しし、ランプが光らなくなったらピント合わせに進みます。

 

 

★黄色ランプが点灯→手振れ警告★

 

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黄色ランプ点灯(手振れ警告)

黄色ランプが点灯するときは、露出は適正です。

そのまま撮影すると手振れするかもしれないので、しっかり固定して撮影するか、絞りリングを黄色の矢印の方向に動かして、絞りの数字を小さくしていきます。

 

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絞りリングを動かして絞りの数字を小さくし、再びシャッター半押し。黄色ランプが光らなくなった。
ピント合わせ

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ピントリングを回し、ピントを合わせます。写真は大体1mくらいにあっています。




ファインダーをのぞき、ピントリングを回し、ピントを合わせます。


ファインダーをのぞいて、ピントを合わせたいものを中心の黄色いひし形に合わせて見ると、ピントが合っていない場合二重に見えます。

 

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ペンが二重に見えます。(別のカメラのファインダー内の写真です。)

ピントを合わせるためには、ピントリングを動かして、二重の像を一致させます。

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二重の像が合致。ピントが合っている状態です。(別のカメラのファインダー内の写真です。)

 

シャッターを押します。

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シャッターを押す



*ロックがかかっている状態だと、シャッターが切れません。


次の撮影も、巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ→絞り合わせ→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。

MF(マニュアルフォーカス)に慣れていない間は、ピント合わせを忘れがちなので注意!

 

 

★撮影後は★

シャッターのロックをしておきます。

電池の消耗を防ぐためです。


5:フィルムの巻き戻し・取り出し

フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げレバーが動かなくなります。
(この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意)

フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、
フィルムを巻き戻していきます。

 

 

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カメラ底の巻き戻しボタンを押します

 

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巻き戻しクランクを時計回りにくるくる回します。





巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなります。これが、巻き戻し終了の合図です。

 

 

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巻き戻しクランクを上に引っ張ると裏蓋が開く






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裏蓋が開きます。フィルムはパトローネ(フィルムの筒)の中に入り込んでいます。


 

 

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フィルムを取り出す。カメラを傾けると取り出しやすいです。

 

フィルムを取り出し、その後しばらく撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。

 


また、半年くらいたってくると、電池が消耗されメーターの精度が悪くなってくるので、電池交換をしましょう。

 

 

最後に

 

この記事では、YASHICA ELECTRO 35GX の使い方を紹介しました。

 

フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!

 

 

 

著者:papiocamera

情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>

 

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-𝙥𝙖𝙥𝙞𝙤 𝙘𝙖𝙢𝙚𝙧𝙖-(パピオカメラ)


⁡〖 お店について 〗

2019年に、フィルムカメラ大好きな店主が、長年やりたかったフィルムカメラのお店をオープンしました。

現在は、オンラインストアフィルムカメラを販売しています。

「フィルムって楽しい」と思っていただけるよう、Instagramでの情報発信や、フィルムカメラの使い方BLOGなども作成しています。

 

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PENTAX ESIIの使い方♪

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フィルムカメラ専門店パピオカメラです。

 

この記事では、

PENTAX ESIIの基本的な使い方を紹介します。

フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。

 

 マニュアル(1/1000-1/60秒、B)の撮影もできますが、ここではオート撮影について説明します。

 

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*この記事について*

 始めてフィルムカメラ・一眼レフカメラを使う方でもわかりやすいように解説していますので以下の点ご留意ください。

・説明書よりも詳しく書いている部分、逆に省いて記載している部分があります。

・一般的な呼び方とは異なる名称で記載している部分があります。

・記載内容(フィルム装填の順番や撮影方法など)は使用説明書などと一致していない場合があります。なるべくやりやすいと思われるやり方で解説しています。

 

 


PENTAX ESIIの使い方♪

☆最初に☆

・フィルム装填や撮影で必ず行う動作

 

「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す」という動作です。「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す⇒フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す…」の順で動作します。

 

 

 ☆TRY☆「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す」

最初にシャッターダイヤルの設定とシャッターロックの解除をしておきます。

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シャッターダイヤルの設定とシャッターロックの解除

 

・シャッターロックの解除はしないとシャッターが切れないです。

 

Lの文字が見えていればロックがかかっているので、手前にレバーを引き、ロックを解除してください。

 

※シャッターダイヤルの設定は1000でなくても良いのですが、レンズなしでAUTOに設定してシャッター切るとミラーアップするので一応1000に設定としています。

ミラーアップしたときは、AUTO以外を選択するかプレビューボタンを押し下げると下がります。




 

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フィルムの巻き上げ。巻き上げレバーが右に行ききるまで。途中で止めないように。

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シャッターを押す。カシャン!という音がします。




☆QUESTION☆上の動作ができない時

 

以下をためしてみてください。

 

・フィルムの巻き上げができない!というとき

シャッターを押すと巻き上げができます。

 

・逆にシャッターを押せない!というとき

巻き上げするとシャッターが押せます。

 または、シャッターのロックがかかっていないか、もう一度確認してください。

 

・フィルム装填前に、撮影の動作を試してみよう!

 

フィルムを入れる前に、撮影の動作をお試しできます。

 

 

「1:電池を入れる」から進み、「3:フィルムを入れる」を省略して、「5:撮影」に進んでください。

 


1:電池を入れる

 

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電池室はカメラの底から開けられます。


ここではピンセットの先を差し込んでいます。銀色の部分を右に動かすと開きます。

 

 

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SR44かLR44を4個使用します。

+と-の方向を間違えないように注意してください。



電池を入れて、電池室を閉じます。

 

 

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蓋を着せて、銀色の部分を左に押し込みます。

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バッテリーチェックボタンを押しながら、ファインダーをのぞく

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針が真ん中の溝になっている部分に来ていれば電池はOK!きていなければ新しい電池に変えます。




 

2:レンズを付ける

 

※すでについている場合は省略

 

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中のミラーなどは絶対に触らないでください。(NIKON EMの写真を使用)

 

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プレビュースイッチは上がっていたら下げておきます。

 

ねじ込み式なので、ねじのように時計回りにくるくるまわすだけです。

 

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ボディとレンズを合わせて、レンズの根元をしっかり持って、時計回りにくるくる回す

 

 

※レンズについているレバーは、ESIIに取り付けたときはMANとAUTOの切り替えができないようになっています。

 

※以下のレンズはESIIでは使えません。

(SMCのものは装着できます)

Super-Takumar 50mm f/1 .4
Super-Takumar 55mm f/1.8

 

*レンズを外すときは…

 

 レンズの根元をしっかり持って、反時計回りにくるくる回すだけです。

 

 

 

 

3:フィルムを入れる

 

35mmフィルムを入れます。

 (主にNIKON EMの写真を使用しています)

 

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巻き戻しクランクを上に引っ張ると裏蓋が開きます。

 

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パカーンと開きます

 

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故障の原因となるので、シャッター幕部分は触れないように気を付けてください。

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写真のように、パトローネ(フィルムが入った筒)を入れます。

 

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巻き戻しクランクを元の位置に戻す。

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フィルムの先端をスリット(巻取り軸の溝)に差し込む

 

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フィルムの先端をスリットにしっかり刺しこんでいきます。

 

 

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巻き上げレバーでフィルムを巻き上げる


 

巻き上げると、フィルムの先端が上の写真のように、巻取り軸に巻き込まれていきます。

 

フィルムの装填って難しそうですが、要は、巻取り軸にフィルムの先端がしっかり巻き込まれて、フィルムがちゃんと平行に送られていけばいいわけです♪

 

 

 

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たわみが気になるようなら、巻き戻しクランクを時計回りに軽く回します。

 

 

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裏蓋をしっかり閉じる。

 

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シャッターを押す

※シャッターが押せない時は、巻き上げレバーを右にやさしく回しきってから押してください。シャッター付近にLの文字が見えていればロックがかかっているので、シャッタについているレバーを手前に引き、ロックを解除してください。

 

 

最初のフィルムは感光しているため、何度か「巻き上げレバーを引く⇒シャッターを押す」を繰り返してフィルムを送ります。

 

 

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巻き上げレバーを引く

 

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シャッターを押す
*装填ができているかの確認

上で説明した「巻き上げレバーを引く⇒シャッターを押す」の過程で左の巻き戻しクランクがくるくるまわれば、フィルムはちゃんと送られています。フィルムが装填できていれば、巻き上げレバーを引くたびに、この巻き戻しのクランクはくるくるまわります。

 

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フィルムが装填できていれば、巻き上げレバーを引くたびに、この巻き戻しのクランクはくるくるまわります。

 -------------------------

 

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0のとなりが1。フィルムカウンターが1になったころ写り始める。


 

4:感度をセットする

 

フィルムの感度は「ISO~」とフィルムに書いてある~の数字です。

 

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このフィルムはISO100

 

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・感度調節ダイヤル(外側)を指で持ち上げたままくるくる回して、感度を合わせます。

・持ち上げないで回すと、露出補正の調整ができます(1xとか2xとか書いてあるところ)。1xが標準です。

上の写真はASA(ISO)100のところに合っています。

 

 ※☀マークとかは入れたフィルムの種類を残しておく備忘録的なものです。巻き上げクランクをたちあげれば設定できますが、ここでは省略します。

 

5:撮影

5-1: 撮影手順

オートにセット(5-2)後、

 

巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ(5-3)

→絞り合わせ(5-4)

→(露出計のスイッチを入れる)(5-5)

→ピント合わせ(5-6)

→シャッターを押す(5-7)の順です。

 

(オートにセットとシャッターを押す以外は順番は変わっても大丈夫です。)

 

5-2:AUTO(絞り優先AE)

AUTOに設定すれば、絞りを設定すれば、カメラが自動でシャッタースピードを合わせてくれます。

 

 

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AUTOに設定


 

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プレビュースイッチが下がっていることも確認しておいてください。

プレビュースイッチを上にあげるとピントが合っている範囲がわかるのですが、画面が暗くなるので、下げておきます。

 

5-3:巻き上げ

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巻き上げレバーを右に行ききるまで動かす




巻きあがらない時は、すでに巻き上がっているかもしれませんので、絞り合わせ→ピント合わせ→シャッターを押すをしてみます。

 

 

5-4:絞り合わせ

 

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絞り環を回して絞りを合わせる。写真ではf2.8にあっています。


 

絞りを変えると、ボケ感をコントロールできます。

絞り値が小さくなるほどピントが合う部分が小さくなり、その分ボケ感は大きくなります。

 

逆になるべく全体にピントを合わせたい(写ルンですのように)場合は、絞り値を大きくしていきます。

 

迷ったら、とりあえず、f5.6か8くらいにしてみます。

 

<天気(明るさ)での目安>

晴天f8-f11
曇りf4-f5.6
屋内f2-f2.8

5-5:露出計のスイッチを入れる

 

ファインダーをのぞき、シャッターを優しく半押しします(ぐっと押し込まない程度)

すると、露出計が作動します。

 

 

 

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右に露出計。セットされている絞りを選択したときのシャッタースピードが表示されています。写真では2秒くらい。


 ・手振れについて

シャッタースピードが遅いと手振れする可能性があります。

遅い場合は、絞りの調節に戻り、絞りの値を小さく(f5.6なら4、2.8と動かすなど)していきます。そのままの設定で撮影したい場合は、カメラをしっかりと固定して、ぶれに注意してください。またはわざとぶれた写真にしたい場合は、そのままでOKです☆

-----

具体的には1/60秒(露出計の数字では60)よりも遅いと、手持ちだと手振れの可能性が高くなります。1/125秒(露出計の数字では125)より早いスピードであれば、手振れでの失敗は防げるかと思います。


 (とはいえ、室内などでは遅くなりがちです。遅いシャッタースピードで撮影する場合、三脚を用いるか、しっかりカメラを固定し、手振れにお気をつけください。)

 -----

 

 

・露出計の1000より上に針があった場合
明るすぎる写真になります。絞りの値を大きく(f5.6なら8、11と動かすなど)していきます。

 

 

5-6:ピント合わせ

ファインダーをのぞき、ピントリングを回し、ピントを合わせます。

 

 

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ファインダーをのぞきながら、ピントリングを回す。写真では3mのところにピントがあっている。

 

ファインダーをのぞいて、ピントを合わせたいものをよく見ます。

 

ピントを合わせたいものがぼけている状態から、クリアに見える状態にピントを調整します。

 

 

5-7:シャッターを押す

ピントを合わせたら、シャッターを切り、撮影しましょう。

 (明るさなどが変わっていたら、もう一度シャッター半押しで露出を確認します)

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シャッターを切る。カメラをしっかり固定して、ブラさないように気を付ける。


 

 

次の撮影も「巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ→絞り合わせ→(露出計のスイッチを入れる)→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。(シャッターを押す以外は順番は変わっても大丈夫です。)」で撮影です。

 

 

 

5-8:撮影後

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AUTOにセットされていると電子回路が働く状態なので、念のため1000にセットしておきます。

プレビュースイッチがもし上がっていると電池を消耗するので、下げておきます。

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プレビュースイッチが上がていたら下げておく

 

6:フィルムの巻き戻し・取り出し

フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げレバーが動かなくなります。
(この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意)

フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、
フィルムを巻き戻していきます。

  (主にNIKON EMの写真を使用しています)

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カメラ底の巻き戻しボタンを押します


 

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巻き戻しクランクを時計回りにくるくる回します。

 

 

巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなります。これが、巻き戻し終了の合図です。

 

 

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裏蓋を開ける。



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フィルムを取り出す。カメラを傾けると取り出しやすいです。

 


フィルムを取り出し、その後しばらく撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。
また、半年くらいたってくると、電池が消耗されメーターの精度が悪くなってくるので、電池交換をしましょう。

 

 

 

最後に

 

この記事では、PENTAX ESII の使い方を紹介しました。

 

フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!

 

 

 

著者:papiocamera

情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>

 

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FUJICA DATE の使い方♪

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フィルムカメラ専門店パピオカメラです。

 

この記事では、

FUJICA DATE の基本的な使い方を紹介します。

フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。

 

 

------------------

*この記事について*

 始めてフィルムカメラ・マニュアルフォーカスカメラを使う方でもわかりやすいように解説していますので以下の点ご留意ください。

・説明書よりも詳しく書いている部分、逆に省いて記載している部分があります。

・一般的な呼び方とは異なる名称で記載している部分があります。

・記載内容(フィルム装填の順番や撮影方法など)は使用説明書などと一致していない場合があります。なるべくやりやすいと思われるやり方で解説しています。

 

 

FUJICA DATEの使い方♪

1:電池を入れる

 

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電池室を開ける

現在入手困難な水銀電池使用のカメラなので、代替電池を使用します。
今回は自作のアダプター&アルミホイルでかさまししたものを入れます。

 

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自作のアダプター&アルミホイルでかさまししたもの

 

電池はSR44かLR44。電池の向きは注意してください。アルミホイル側が+になるようにして電池とホイルをゴムチューブに入れています。チューブでなくてもビニールテープなどで巻いても可能。

 

片側に直列に二個入れて、片側にアルミホイルを詰めるというやり方もあるようです。

 

※作成の際は自己責任でお願いいたします。

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電池の向きは注意してください!電池室内でぐらぐらしないようにして蓋を閉めます。


(気になるようでしたら、NR52のアダプターを別途他サイトにてご購入いただきご使用ください。アダプターを付けると、SR44かLR44をこのカメラに使用可能な大きさに変えられます。)

 

 

2:フィルムを入れる

35mmフィルムを入れます。

 

 (一部別のカメラの写真を使用して説明していますが、装填方法は同様です)

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巻き戻しクランクを上に引っ張る上に引っ張って、裏蓋を開ける

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パトローネ(フィルムの筒)を入れて、巻き戻しクランクをしっかりもとに戻す。

 

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フィルムの先をのばし、差し込みやすいスリットに差し込む

 

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右に行ききるまでしっかり巻き上げる。



 

巻き上げ出来ない時はシャッターを切ってから試してみてください。

 

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フィルムの穴と歯車がかみ合っているのを確認して、裏蓋を閉じます。

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たわみが気になるようなら、巻き戻しクランクを時計回りに軽く回します。

 

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シャッターを切る

 

フィルムカウンターが1になるまで、「巻き上げ⇒シャッターを切る」を繰り返します。

 

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巻き上げ。

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シャッターを切る

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フィルムカウンターが1になるころには、写り始めます。


 


3:感度をセットする

フィルムの感度は「ISO~」とフィルムに書いてある~の数字です。

 

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このフィルムの場合はISO100なので、100です。

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ASAの数字を感度の数字に合わせます。写真はASA200(ISO200)のところに合っています。



 

4:撮影

 

巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。

 

 (一部別のカメラの写真を使用して説明していますが、撮影方法は同様です)

 

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巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ


右に回りきるまで。

巻きあがらない時は、すでに巻き上がっているかもしれませんので、下のピント合わせ→シャッターを押すをしてみます。


★ピント合わせ

 ピントリングを回して、ピントを合わします。

絞り環はA(AUTO)にセットすると、露出(明るさ)は自動になります。

(A以外だとシャッタースピードは定速1/30秒です)

 

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ピントリングを回してピントを合わせる。写真は3mのところに合っています。


 

目で見て撮りたいものまでの距離を判断し、ピントを合わせます。

 

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★距離合わせのこつ★

 

 

・屋外のスナップ撮影(広い範囲をぱしゃっと撮るとき)

3mに合わせておくと、ピントが合いやすいです。

 

慣れるまでは、ピント合わせに失敗することもあるかもしれませんが、ピントが合っていなくて逆に面白い写真が撮れることも!?

 

 

 



シャッターを押します。

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シャッターを押します。



次の撮影も、巻き上げノブでフィルムを巻き上げ→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。

MF(マニュアルフォーカス)に慣れていない間は、ピント合わせを忘れがちなので注意!

 

5:フィルムの巻き戻し・取り出し

 (一部別のカメラの写真を使用して説明していますが、撮影方法は同様です)

 

フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げレバーが動かなくなります。
(この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意)

フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、
フィルムを巻き戻していきます。

 

 

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カメラ底の巻き戻しボタンを押します

 

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巻き戻しクランクを時計回りにくるくる回します。





巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなります。これが、巻き戻し終了の合図です。

 

 

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巻き戻しクランクを上に引っ張ると裏蓋が開く






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裏蓋が開きます。フィルムはパトローネ(フィルムの筒)の中に入り込んでいます。


 

 

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フィルムを取り出す。カメラを傾けると取り出しやすいです。

 

フィルムを取り出し、その後しばらく撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。

 


また、半年くらいたってくると、電池が消耗されメーターの精度が悪くなってくるので、電池交換をしましょう。

 

 

 6:日付の設定・写し込み

 

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カメラ上部のフラップを開けて、電源をONにする

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ファインダー内に日付が表示されます。

 

フラップ内のダイヤルをくるくる回して、日付を設定します。

 

「年」は2020年対応していないですが、「年」をくるくる回すと「年」だけ消える瞬間があります。そうすれば、「月」と「日」だけの表示にすることが可能です。

 

 

・ 日付の写し込み

電源ONにすると日付の写し込みができます。

 

 

 

 

最後に

 

この記事では、FUJICA DATE の使い方を紹介しました。

 

フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!

 

 

 

著者:papiocamera

情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。もしミスがありましたら、ご連絡いただけると幸いです。



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