フィルムカメラ専門店パピオカメラです。
この記事では、Lomography Fisheyeの基本的な使い方を紹介します。
フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。
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＊この記事について＊
始めてフィルムカメラを使う方でもわかりやすいように解説していますので以下の点ご留意ください。
・説明書よりも詳しく書いている部分、逆に省いて記載している部分があります。
・一般的な呼び方とは異なる名称で記載している部分があります。
・記載内容（フィルム装填の順番や撮影方法など）は使用説明書などと一致していない場合があります。なるべくやりやすいと思われるやり方で解説しています。
当ブログ、または、当ブログの写真や作成した文章などの無断使用（フリマサイトなどへの使用）はお断りいたします。フリマサイトでの販売はしておりません。
Lomography Fisheyeの使い方♪
最初に
●Lomography Fisheyeは二種類あります。（色のバリエーションもあります）
操作方法は、スイッチなどを除きほぼ同じです。
No.2のほうは、カメラ上部にファインダーあり、シャッタースイッチ、多重露光スイッチがあります。フラッシュはどちらのカメラにもあります。
●このカメラは、フィルムを装てんしないとシャッターが切れません。
１：電池を入れる
電池は単三を一本使用です。＋－の向きに注意してください。
ちなみに、フラッシュを使用しない場合は、電池不要です。
２：フィルムを入れる
35mmフィルムを入れます。直射日光は避けた場所で入れましょう。
このカメラは暗めに写るので、感度高めのフィルムがおすすめです。（kodak ultramax400など）
裏蓋を開けるとき、ちょっと固いです。爪が長い方などは、ペンの先のような先の堅いもので開けたほうがよいかもです！
巻き上げると、フィルムの先端が上の写真のように、巻取り軸に巻き込まれていきます。フィルムの装填って難しそうですが、要は、巻取り軸にフィルムの先端がしっかり巻き込まれて、フィルムがちゃんと平行に送られていけばいいわけです♪
裏ブタを閉じた後、最初のフィルムは感光しているため、何度か「巻き上げ⇒シャッターを押す」を繰り返して、フィルムカウンターが１になるまでフィルムを送ります。
上の動作ができない時
以下をためしてみてください。
- 巻き上げができない→シャッターを押すと巻き上げができます
- シャッターを押せない→しっかり右に行くまで巻き上げするとシャッターが押せます。または、スイッチがLだとシャッター切れないので、Nにあわせて。
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✎CHECKー装てんできているかー
フィルムをセットして裏ぶたを閉じたあと、「巻き上げ→シャッター」の動作ができるか確認。シャッターがちゃんと切れて、また「巻き上げ→シャッター」の動作が繰り返しできるようなら装てんできています！
いつまでも巻き上げがとまらず空回りしている場合は、フィルムの装てんが正しくない可能性が高いです。その場合は裏ぶたを開けて、装てんをしなおせばOK🙆
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✋注意
フィルムカウンターが1になったら、フィルムをすべて撮り終え、巻き戻しが終了するまで、裏ブタをあけないように！
３：感度をセットする
不要です。
４：撮影
★基本の撮影★
巻き上げ→シャッターを押すで撮影できます。
上の動作ができない時
以下をためしてみてください。
- 巻き上げができない→シャッターを押すと巻き上げができます
- シャッターを押せない→しっかり右に行くまで巻き上げするとシャッターが押せます。または、スイッチがLだとシャッター切れないので、Nにあわせて。
ちなみに、スイッチのLはロック、Nはノーマル、Bはバルブ。Bにすると、シャッターを押している間中、シャッターが開きます（長時間露光）。
注意点
- うす暗い場所や室内ではフラッシュをつけましょう（つけ方は下を参照）！
- 10cmまでのクローズアップ撮影ができるのもこのカメラの面白さです☺！
★フラッシュ撮影★
うす暗い場所や室内ではフラッシュをつけましょう
スイッチONするとキューンという感じの音がします。撮影をやめる場合は、忘れずOFFにしてくださいね！
赤ランプがついたら、通常通り「巻上げ→シャッターで撮影」
撮影を終了したら、忘れずフラッシュの電源OFFにしてくださいね！
★多重露光撮影★
一つのコマに複数の写真を重ねることができます。
①普通に撮影する
②多重露光スイッチを入れた後、巻き上げずにシャッターを押す
５：フィルムの巻き戻し・取り出し
フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げが動かなくなります。
（この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意）
フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、フィルムを巻き戻していきます。
【注意】このカメラは巻き戻しボタンがありません。ボタンを押さずに巻き戻しクランクをくるくる回せます。少し固めでジージー音が鳴りますが、大丈夫です。
巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなり、ジージーした音もなくなります。これが、巻き戻し終了の合図です。
※巻き戻しクランクは力任せに動かすと壊れる原因になります！！
スコッと軽くなる瞬間がない、回すのが重くてフィルムがちぎれそう、などという場合は無理しないでください。そのままの状態で、カメラごと現像するお店に持って行きましょう。その場合裏蓋はあけないように。
フィルムを取り出したら、お早めに現像に出しましょう！
Lomography Fisheyeの作例
こんなふうに、まあるい感じで写ります。
ストラップがうつりこんでしまいました💦
ゆがんだ感じが面白い！
最後に
この記事では、Lomography Fisheyeの使い方を紹介しました。フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです！
著者：papiocamera
情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。もしミスがありましたら、ご連絡いただけると幸いです。
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