こんにちは、パピオカメラです。今回の記事では、フィルムを郵送現像する際の、運賃の最安値や、各発送方法の詳細についてご紹介します。現像店にどうやって送ればよいかわからない方の、ご参考になれば幸いです!
*現像料金の最安値ではなく、現像店に郵送(発送)する料金の最安値です。
2024/02/26時点の情報です。料金等は改定される場合もありますので、必ず公式サイトなどでもお確かめください。
発送方法のポイント
厚み制限(フィルムケースの有無)
なるべく安く発送しようとすると厚み3cmの壁が立ちはだかります。
厚みが3cm内におさまると安く発送できるのですが、フィルムケースを入れると、3cmを超えてしまいます。
個人的にはフィルムの安全のためにはフィルムケースはあったほうが良いと思うのですが、フィルムケース無しで送る場合は、3cmを超えない程度にしっかり梱包しましょう。
追跡の有無
現像に出したときって、まだ現像終わらないのかな?って結構待ち遠しいのですよね。なかなか現像から返ってこない場合、ちゃんと届いてるのかな?と不安になることもあります。
追跡がないほうが安いのですが、トラブルを避けるためには追跡ありが推奨です。
土日配送ありなし
土日配送なしだと、現像から戻ってくるまでにかなーり時間がかかります。気長に待てる方以外は、土日配送はあったほうがよいでしょう。
フィルム発送料金の最安値
利用しやすい発送方法から、最安値を調べました。
発送方法は以下の4つを比べました。
※発送するフィルムの本数は4本以内で計算
普通郵便の料金は重量制なので、梱包の重さは以下の条件で計測しました。
フィルムや梱包用品の重さによって若干の変動がある場合があります。詳しい料金は公式ページを必ずご確認ください(参考:国内の料金表(手紙・はがき) - 日本郵便)。
最安値と発送方法比較
何を重視するかは個人の好みですので、お好みに合わせて選択してください♪
補足①クリックポスト以外なら、レターパックライト(370円)が追跡あり最安値
補足②ケースあり&追跡ありは場合によっては、宅急便コンパクト(ヤマト運輸)のほうが安くなることも。
- とにかく最安値にしたい方:『普通郵便・定形外・規格内』
- フィルムケースを含めて発送の場合の最安値:『普通郵便・定形外・規格外』
- 追跡あり最安値:『クリックポスト』
- フィルムケース含めて発送&追跡あり最安値:『レターパックプラス』
色んな発送方法の料金や特徴
普通郵便(定型外郵便物)
封筒に入れて手紙を出す方法と同じ発送方法です。
どこで出す?
- 切手を貼って郵便ポストへ
- 郵便局の窓口に持っていき、言われた金額を払う(普通郵便で~といえばOK)
郵便ポストへ出すほうが簡単ですが、慣れない方は窓口に持っていくほうが確実です。
*切手の料金を間違っていると自分のところに戻ってきたり、受け取り相手に不足料金を払ってもらう必要がでてきます(参考:手紙の豆知識 手紙にまつわるQ&A - 日本郵便)
料金ー規格内と規格外
フィルムを普通郵便で送る場合、定形外郵便*1です。定形外郵便には規格内、規格外の二種類があります。
お安く送りたい場合は規格内のサイズに抑えて送る必要があります。規格内のサイズに収めるためには、厚さ3cmを超えてはいけないので、フィルムケースに入れずに発送する必要があります。
厚さ3cmを超えた場合は、規格外の料金になりますが、フィルムケース込みで発送可能です。
料金は重さで決まります(参考:国内の料金表(手紙・はがき) - 日本郵便)。
フィルム~本送った場合、いくらになるかがわかりにくいと思いますので、目安の表を作ってみました。
*フィルムはKODAK COLOR PLUS200使用(フィルムのみ20g、フィルムケースあり26g)、封筒+梱包材のプチプチ(10g)で計算しました。フィルムや梱包用品の重さによって若干の変動がある場合があります。
詳しい料金は公式ページを必ずご確認ください(参考:国内の料金表(手紙・はがき) - 日本郵便)。
なお、追跡を付けたい場合は特定記録(+160円)、早く送りたい場合は速達(250gまで +260円)などオプションも付けられます。あまりオプションを付けると最安値ではなくなります。(参考:国内の料金表(オプションサービス) - 日本郵便)
梱包方法
梱包例です。
規格内の料金で送りたい場合は、梱包後、厚みのチェックを忘れずに!
上記と同じような梱包サイズ(&規格内の場合厚み3cm以内)で発送すれば問題ないかと思いますが、詳しいサイズの制限は公式サイトでご確認ください。
(参考:第一種郵便物 手紙 | 日本郵便株式会社)
普通郵便の注意点
- あて名書きは正確に(参考:手紙の豆知識 封筒の表書き・裏書きの書き方 - 日本郵便)
- 料金不足にご注意!
クリックポスト
お安いうえに宛名の手書きも不要で追跡もあり!
最初の利用は少し面倒ですが、あて名を登録すれば次の入力は不要ですし、慣れればかなり楽な発送方法です。
- 自宅にプリンター(&プリンターに接続できるPC・スマホなど)がある
- Yahoo! JAPAN IDまたは、Amazonアカウントを持っている
- クレジットカード払いができる
自宅で簡単に、運賃支払手続きとあて名ラベル作成ができ、全国一律運賃で荷物を送れるサービスです。郵便ポストからいつでも差し出せます。追跡サービスで配送状況の確認も可能です。【出典元:クリックポスト|日本郵便】
サービスについて詳しくは公式ページがわかりやすいので、そちらをご参照ください。
どこで出す?
公式ページの内容に従い、宛名のラベルを印刷し、封筒に張り付けた後、
- 郵便ポストへ投函(切手不要)
- 郵便局の窓口に持っていく(料金不要)
ちなみに、窓口に持っていったら、ポストに投函してくださいといわれたことがあります😅公式ページには窓口の記載もあるので、本当は大丈夫なはずですが…
料金
全国一律185円
宛名のラベルを印刷する前に、(Yahoo!ウォレットまたはAmazon Payを介してネットにて)クレジットカードで料金を支払い手続きをします。
発送時は支払い不要です。
梱包方法
上記と同じような梱包サイズ&厚み3cm以内)で発送すれば問題ないかと思いますが、詳しいサイズの制限は公式サイトでご確認ください。
(参考:クリックポスト|日本郵便)
レターパックライト・レターパックプラス
あらかじめ郵便局などでレターパックの封筒を購入しておけば、あとはレターパックに送りたいものを入れて送るだけ。
ポスト投函も可能ですし、切手なども不要なので楽々です♪追跡ありな点も◎!
どこで出す?
- 郵便ポストへ投函(切手不要)
- 郵便局の窓口に持っていく(料金不要)
※レターパックプラスは集荷もあり
料金ーライトとプラス
レターパックにはライト、プラスの二種類があります。
専用封筒の色は、ライト(安いほう)は青、プラスは赤が目印です!
お安く送りたい場合はライトのサイズに抑えて送る必要があります。ライトのサイズにおさめるためには、厚さ3cmを超えてはいけないので、フィルムケースに入れずに発送する必要があります。
プラスの場合は、料金は高くなりますが、厚さ3cmを超えても大丈夫なので、フィルムケース込みで発送可能です。
ちなみに、ライトのお届け方法は郵便受けに、プラスのお届け方法は対面でされます。
梱包例
フィルムケースは送らないように!
注意点
厚みなどの制限を超えるなどした状態でポスト投函すると、戻ってきてしまう場合があるのでお気を付けください。
発送の詳しい注意点は公式サイトをご覧ください。
【こちらもおすすめ】宅急便コンパクト(ヤマト運輸)
最安値でなくてもよいので、しっかり梱包できて、追跡付きでなるべく早くお届けしたい方におすすめ。
最初の利用はややこしく少し面倒ですが、あて名を登録すれば次の入力は不要(送り状情報をスマホ入力する場合)ですし、慣れればかなり楽な発送方法です。
おすすめポイントは、割引を駆使するとすごくお安く発送できるところです。複数の割引を利用し近い地域への発送の場合、専用箱の料金(70円)を含めても500円以内におさまることも。
料金は発着地や割引により異なりますので、詳しくは、公式サイトのサービス内容をご覧くださいね。
厚み制限について
梱包の厚みの制限がある発送方法の場合、フィルムケースは送らないように。そのかわり、制限を超えない程度にしっかり梱包しましょう。
心配な場合は、上の写真のような厚みを測る定規があると便利ですよ!この定規は100均のセリアで購入したと思います。
最後に
最後までご覧いただきありがとうございました。初めて郵送現像に出すときって、発送方法に迷ってしまうと思うので、このような記事をつくってみました。
どなたかのお役に立てたらうれしいです。
※梱包のサイズや料金などは必ずご自身でも公式サイトなどでお確かめください。当ブログのコンテンツ・情報につきまして、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めておりますが、万が一のミスもございます。 当ブログに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
*1:定型内は厚み1cmの制限があり利用不可