フィルムカメラ専門店パピオカメラです。
この記事では、
LOMO SMENA 35 の基本的な使い方を紹介します。
フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。
Made in USSR(=旧ソ連)のトイカメラ、スメナ35。CMEHAはキリル文字なので、英語ではSMENAです☆「スメサンゴ」の愛称でも親しまれています。
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*この記事について*
始めてフィルムカメラ・マニュアルフォーカスカメラを使う方でもわかりやすいように解説していますので以下の点ご留意ください。
・説明書よりも詳しく書いている部分、逆に省いて記載している部分があります。
・一般的な呼び方とは異なる名称で記載している部分があります。
・記載内容(フィルム装填の順番や撮影方法など)は使用説明書などと一致していない場合があります。なるべくやりやすいと思われるやり方で解説しています。
LOMO SMENA 35 の使い方♪
1:電池を入れる
不要です。
2:フィルムを入れる
35mmフィルムを入れます。
巻き上げ出来ない時はシャッターを切ってから試してみてください。
赤いレバーを倒さないと、シャッターが切れません。シャッターを切る前は必ず毎回赤いレバーを倒してください。
「巻き上げ⇒赤いレバーを倒してシャッターを切る」を2回くらい繰り返します。
フィルムカウンターを1にセットします。
3:感度をセットする
フィルムの感度は「ISO~」とフィルムに書いてある~の数字です。
ちなみに感度設定=絞り設定になっています。
上の写真では絞りF11になっています。
4:撮影
フィルムを巻き上げ→ピント合わせ→お天気マークをセット(シャッタースピード)→赤いレバーを右に倒してから、シャッターを切るの順です。
右に回りきるまで。
巻きあがらない時は、すでに巻き上がっているかもしれませんので、下にすすみます。
巻き上げすると、笑えるくらいフィルムカウンターがぐりんぐりん回ります!
ピント合わせ・お天気マークをセット(シャッタースピード)
ピントは目測(目で見て大体の距離を測る)であわせてくださいね!
お天気マークはめっちゃ晴~で晴マーク♪
ちょっとぼちぼち曇りある晴~曇~雲雲~雲雲¨~B(バルブ)
ほとんど雲なんですけど、違いは・・・まあ感覚で!
厳密に言うと、
お天気マーク=シャッタースピードです。
カメラの底を見ると、シャッタースピードの数字が書いてあります。
今日はちょっとこだわっちゃう!という日はシャッタースピードであわせても♪
赤いレバーを右に倒してから、シャッターを切る
なれないときは赤いレバーを倒すのを忘れやすいので、注意してください。
赤いレバーを倒さないと、同じこまに何度も写すことになります。
逆に多重露光撮影をしたい場合は、一度目は赤いレバーを倒して、二度目以降は倒さずに撮影してください☆
↓修正(2021/04/26)
赤いレバーを倒さないと、シャッターが切れません。
逆に赤いレバーを倒すと、巻き上げしなくてもシャッターが切れます。
それを利用すると、多重露光撮影ができます。
二重露光撮影をしたい場合
一度目:巻き上げして、赤いレバーを倒してシャッターを切る
二度目:巻き上げせずに、赤いレバーを倒してシャッターを切る
次の撮影も、巻き上げから始めます。
5:フィルムの巻き戻し・取り出し
フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げが動かなくなります。
(この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意)
フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、
フィルムを巻き戻していきます。
巻き戻しボタンではなく、下のような方法で巻き戻しをします。
巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなります。これが、巻き戻し終了の合図です。
裏蓋を開いて、巻き戻しクランクを上に引っ張り、フィルムを取り出してください。
巻き戻し後は、シャッターのところをRから●の部分に、同じ要領で戻しておきましょう。
作例
使用フィルムはKODAK GOLD 200です。
とっても楽しいカメラです。
さて。こちらのカメラで撮影したネガ、コマ間広めでした。
24枚撮りのフィルムを装填した際は、24までフィルムカウンターが動いたので、極端に少なくなることはないかと思います。
今回使用したカメラは、巻き上げなど使い勝手よく、スムーズでしたが、もしかしたら個体差あるかもしれません。
最後に
この記事では、LOMO SMENA 35の使い方を紹介しました。
フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!
著者:papiocamera
情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>
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〖 お店について 〗
2019年に、フィルムカメラ大好きな店主が、長年やりたかったフィルムカメラのお店をオープンしました。
現在は、オンラインストアでフィルムカメラを販売しています。
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