フィルムカメラ専門店パピオカメラです。この記事では、RICOH MyPORT ZOOM 90Pの基本的な使い方を紹介します。フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。
※主に、使い方が同様の、別機種のカメラの写真を使用してご説明いたします。
当ブログ、または、当ブログの写真や作成した文章などの無断使用(フリマサイトなどへの使用)はお断りいたします。フリマサイトでの販売はしておりません。
RICOH MyPORT ZOOM 90P使い方♪
1:電池を入れる
※別機種のカメラの写真を使用していますが、同様です。

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電池を入れたら、電池ぶたを閉めます。
2:フィルムを入れる
☘動画☘
別機種のカメラですが、フィルム装てんの流れがわかります。
35mmフィルムを入れます。
※別機種のカメラの写真を使用していますが、装てん方法は同様です。
引き出す量は重要なので、引き出しすぎたり、引き出す量が足りなかったりしないようにしてください。
なるべくたわみのないようにして、裏蓋を閉じます。
裏ブタを閉じると、フィルムの巻上げが始まります。
フィルムカウンターが動き出して1になったら、成功!
フィルムカウンターが1にならなかったら…
裏ブタを開けて装てんしなおします。フィルムの引き出し量を調節してください。
✋注意
フィルムカウンターが1になったら、フィルムをすべて撮り終え、巻き戻しが終了するまで、裏ブタをあけないように!
3:日付・時間をセットする
セットしなくても撮影は可能ですが、写真に正しい日付を写しこみたいなら、必須です。※2020年以降の西暦では設定できません。
※別機種のカメラの写真を使用していますが、セット方法は同様です。
MODEボタンで液晶に「年・月・日」を表示させる
SELECTボタンを押す(年が点滅)→SETボタンで現在の年に変更する→
SELECTボタンを押す(月が点滅)→SETボタンで現在の月に変更する→
SELECTボタンを押す(日が点滅)→SETボタンで現在の日に変更する→
SELECTボタンを押す(セット完了)
MODEボタンで液晶に「(日)・時・分」を表示させる
SELECTボタンを押す(時間が点滅)→SETボタンで現在の時間に変更する→
SELECTボタンを押す(分が点滅)→SETボタンで現在の分に変更する→
SELECTボタンを押す(セット完了)
☘日付写し込みについて☘
背面の液晶に表示されている日付が写真に写しこまれます。
MODEボタンを押すと、液晶の表示が変わります。
写真に日付を写し込みたくない場合、MODEボタンを何度か押して「-- – – --」の表示にすると、写しこまれません。
4:撮影
☘基本の撮影方法☘
※別機種のカメラの写真を使用していますが、撮影方法は同様です。
電源を入れる(ファインダーカバーを右にスライド)⇒シャッターを押す
撮影できたら、フィルムカウンターが1→2に動きます。
基本は上の方法でOK!難しいことなしに撮影できます♪
- 🌿ピント🌿カメラが自動で合わせてくれます。とりたいものに近すぎないように気をつけましょう(ピンボケ予防です。少なくとも60cmくらいは離れてとりましょう)
- 🌿フラッシュ🌿フラッシュは暗いところで自動で付きます。
- 🌿赤ランプ🌿赤いランプが点滅するときはフラッシュ準備中です。
- 🌿ズーム🌿ズームボタンを押すと、レンズがズームしたり引っ込んだりします。
撮影後は電源を切ってください。
***その他機能の紹介***
<MODEボタン>
モードボタンを押すと、次の順でモードが変わります。モードを設定したら、通常通り撮影します。
★赤目軽減&AUTO : 暗い場所では自動でフラッシュがつきます。フラッシュがつく時、撮影の前にあらかじめ数回の発光することにより、瞳が赤く写るのを軽減できます。
★ストロボ発光禁止 : ストロボを発光させたくない時に。
★ストロボ強制発光 : 逆光で人物をきれいに撮るときに使う。
★TVモード : (おそらく当時の?)テレビ画面をうまく写すためのモード
★S・AF :特定のものにピンポイントでピントを合わせたいときにつかいます(撮影方法は↓参照)。
🌿S・AF 撮影🌿
- 真ん中にピントを合わせたいものを持ってきて、シャッター半押しすると、合わせたいものにピントが合います♪緑ランプがついたら真ん中にピントが合ったことになります!そのままシャッターを押し、撮影します。
- 緑ランプが点滅するときは、ピントがあっていません。ピンボケする可能性が高くなります。もう一度シャッターから手を離して、また半押ししてみてください。※とりたいものに近すぎるときはピントがあいません
- 撮りたいものを真ん中以外にしたいときにも使えます。真ん中にピントを合わせたいものを持ってきて、シャッター半押しでピントを合わせたあと、シャッター半押しのまま、カメラを左右上下に動かして構図を決める。そのままシャッターを押すと撮影できます。
<セルフタイマーボタン> : セルフタイマーボタンを押し、緑ランプを点灯させます。数秒後にシャッターが切れます。
<途中巻き戻しボタン> : フィルムを途中で巻き戻したいときに。通常は使用しないかと思います。
<スーパーマクロボタン>
このボタンを押すと、25cmの距離のものを撮影できます。(25cm固定)
5:フィルムの巻き戻し・取り出し
※別機種のカメラの写真を使用していますが、同様です。
巻き戻し終了までは裏ぶたを開けないように!
フィルムをすべて撮影し終えると、自動で巻き戻し開始してくれます。
巻き戻し音が止まり、フィルムカウンターが0になっていたら、巻き戻し終了。裏蓋開閉ノブをスライドして、裏蓋を開けてフィルムを取り出しましょう。
フィルムを取り出し、その後長く撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。
最後に
この記事では、RICOH MyPORT ZOOM 90Pの使い方を紹介しました。
フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!
著者:papiocamera
情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。もしミスがありましたら、ご連絡いただけると幸いです。
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