フィルムカメラ専門店パピオカメラです。
この記事では、
リコーのフィルムコンパクトカメラ、RICOH MYPORT 330 SUPER の使い方について、説明します☆
フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。
使いやすさ・失敗しにくさが詰まったカメラ。
2つのダイヤルでの操作が使いやすい!
フィルムの巻き上げはプレワインド方式です。
フィルムを装填すると、最初にすべてのフィルムを巻き上げます。
RICOH MYPORT 330 SUPER 使い方♪
各種ボタン・ダイヤル
★ダイヤルについて。
①AUTO--
自動撮影モードです。基本はこのモードで撮影すればOK!
②ポートレート--
人物をアップで撮影するときに。
③アクション--
動いている被写体を連続撮影するときに、1コマ/秒の連写ができます。
④風景--
遠景を撮影するときや、ガラス越しに景色を撮影するときなどに。
⑤スーパーインテリジェント夜景--
夜景&人物などを撮影するときに。被写体と夜景を二重に露出して、両方にピントを合わせることにより、きれいに撮ることができます。
⑥シングルAF--
シャッターボタン半押しでピントを固定します。
A:OFF--
電源をOFFにするときに。
B:ON--
電源をONにするときに。
C:セルフタイマー--
セルフタイマー撮影に使います。
D:リモコン--
リモコンがある場合、リモコンを使って撮影するときに使います。
E:連写--
連写撮影するときに使います。
★撮影時使用するボタンなど
1:電池を入れる
電池室に、電池を入れます。
電池はCR123Aを2本使用です。
電池を入れて、電池室を閉じます。
2:フィルムを入れる
35mmフィルムを入れます。
まずは裏蓋を開けます。
なるべくたわみのないようにして、裏蓋を閉じます。
フィルムカウンターが動き出します。
このカメラは、フィルムを装填すると、最初にすべてのフィルムを巻き上げます。
24枚撮りフィルムの場合、フィルムカウンターが24の表示になればOK。
フィルムカウンターが0のままだったら、もう一度フィルムをセットしなおしてください。
3:日付・時間をセットする
セットしなくても撮影は可能ですが、写真に正しい日付を写しこみたいなら、必須です。
・日付をセットする
上部のダイヤルで電源をONにします。
日付を設定していない状態では、上部の液晶に「'00 0 0」が点滅します。
SELECTボタンを押す(年 95が点滅)→SETボタンで現在の年に変更する→
SELECTボタンを押す(月 1が点滅)→SETボタンで現在の月に変更する→
SELECTボタンを押す(日 1が点滅)→SETボタンで現在の日に変更する→
SELECTボタンを押す(セット完了)
・時間をセットする
MODEボタンを何度か押して、日・時間・分の形式を選択します。
8/3に日付を設定した後の場合、「3 0:00」などと表示されます。
SELECTボタンを押す(時間が点滅)→SETボタンで現在の時間に変更する→
SELECTボタンを押す(分が点滅)→SETボタンで現在の分に変更する→
SELECTボタンを押す(セット完了)
4:撮影
■基本の撮影手順
基本撮影は①~④の手順です。
①電源をONに。モードダイヤルはA(オート)に。
②ファインダーを見ながらズームを調整
③シャッターボタン半押しでピント合わせ
④シャッターボタンをぐっと押し、撮影
全自動撮影になります
AUTO以外の撮影は、 「★ダイヤルについて。」を参考にしてください。
②ファインダーを見ながらズームを調整
③シャッターボタンを半押しでピント合わせします。(緑ランプが点灯したら、ピントがあっています)
*ファインダー右のランプについて
・上の緑ランプ
--点灯→ピントが合ったということになります。
--点滅→ピントが合っていません。
被写体に近すぎる場合はシャッターが切れません。
被写体より1mは離れてください。
・下の赤ランプ
--点灯→オート撮影選択時、暗いところで点灯します。撮影時フラッシュが付きます。
④シャッターボタンをぐっと押し、撮影
緑ランプが点灯したら、
そのまま、ぐっと押し込みシャッターを切る
暗いところでは(設定を変えない限り)自動的にフラッシュが付きます。
撮影できたら、フィルムカウンターの数字が変わります(撮影前が24なら、撮影後に23になります)。
■フィルムの巻き戻しについて
フィルムをすべて撮影し終えると、カメラが自動でフィルムを巻き戻してくれます。
巻き戻し終了までは裏ぶたを開けないように!
取り出したフィルムは、なるべく早めに現像に出しましょう!
5:日付を写真に写し込みたいとき
MODEボタンを押して、液晶に出てきた日付が写真に写しこみされます。
写真に何も写し込みたくない時は、「-- -- --」を液晶に表示させます。
6:その他、フラッシュ・セルフタイマー
■フラッシュ
通常時は自動です。暗いところでは(設定を変えない限り)自動的にフラッシュが付きます。
フラッシュボタンを押すと「赤目軽減⇒発光禁止⇒強制発光⇒スローシンクロ⇒赤目軽減&スローシンクロ」の順に切り替わります。
・赤目軽減
ストロボを発光させて人物を撮影すると、目が赤く撮影されることがあるので、それを軽減する機能です。
・発光禁止
夜景撮影や室内でも自然光を利用して撮影するときに。
暗いところでは手振れしやすくなるので、しっかりカメラを固定します。
・強制発光
明るさに関係なく、ストロボを発光させたいときに使います。
逆光時など人物を撮影するときなどに。
・スローシンクロ
夜景などを背景にして、人物を撮影するときなどに。
■セルフタイマー
セルフタイマーを選択し、シャッターボタンを押すと、数秒後にシャッターが切れます。
最後に
この記事では、RICOH MYPORT 330 SUPER の使い方を紹介しました。
フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!
著者:papiocamera
情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>
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2019年に、フィルムカメラ大好きな店主が、長年やりたかったフィルムカメラのお店をオープンしました。
現在は、オンラインストアでフィルムカメラを販売しています。
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