フィルムカメラ専門店パピオカメラです。この記事では、PENTAX ZOOM 105Rの基本的な使い方を紹介します。
PENTAX ZOOM 105Rの使い方♪
1:電池を入れる
CR123A 2本使用
電池室は底にあります。
2:フィルムを入れる
☘動画☘
別機種のカメラですが、フィルム装てんの流れがわかります。
35mmフィルムを入れます。
フィルムは引き出し過ぎないように。たわみがないことを確認して裏ブタを閉じます。裏ブタを閉じると、フィルムの巻上げが自動で始まります。
フィルムカウンターが1にならなかったら…
裏ブタを開けて装てんしなおします。フィルムの引き出し量を調節してください。
✋注意
フィルムカウンターが1になったら、フィルムをすべて撮り終え、巻き戻しが終了するまで、裏ブタをあけないように!
3:日付・時間をセットする
セットしなくても撮影は可能ですが、写真に正しい日付を写しこみたいなら、必須です。*現在の西暦の表示は対応していません。
MODEボタンで液晶に「年・月・日」を表示させる
SELECTボタンを押す(年が点滅)→ADJUSTボタンで現在の年に変更する→
SELECTボタンを押す(月が点滅)→ADJUSTボタンで現在の月に変更する→
SELECTボタンを押す(日が点滅)→ADJUSTボタンで現在の日に変更する→
SELECTボタンを押す(セット完了)
MODEボタンで液晶に「(日)時:分」を表示させる
SELECTボタンを押す(時間が点滅)→ADJUSTボタンで現在の時間に変更する→
SELECTボタンを押す(分が点滅)→ADJUSTボタンで現在の分に変更する→
SELECTボタンを押す(セット完了)
☘日付写し込みについて☘
液晶に表示されている日付が写真に写しこまれます。
MODEボタンを押すと、液晶の表示が変わります。
写真に日付を写し込みたくない場合、MODEボタンを何度か押して「-- – – --」の表示にすると、写しこまれません。
4:撮影
☘基本の撮影方法☘
電源を入れる⇒シャッター半押し(緑ランプがついたらOK)⇒そのままシャッターを押す
撮影できたら、フィルムカウンターが1→2に動きます。
基本は上の方法でOK!難しいことなしに撮影できます♪
- 🌿ピント🌿ファインダーの真ん中の枠にピントを合わせたいものを持ってきて、シャッター半押しすると、合わせたいものにピントが合います♪緑ランプがついたら枠内のものにピントが合ったことになります!
- 🌿フラッシュ🌿フラッシュは暗いところで自動で付きます。
- 🌿赤いランプ🌿暗いときにつきます。その状態で撮影すると、フラッシュがつきます。
- 🌿緑ランプ🌿点滅するときは、撮りたいものが近すぎるときです。その場合シャッターが切れません。(通常時1.35m~∞、マクロモード時1.35~0.75m、スーパーマクロ時0.45mの距離で撮影できるカメラです)液晶にチューリップマークが出たときは、マクロモードにして撮影してください(チューリップボタンを押す)
- 🌿ズーム🌿レバーを動かすと、レンズがズームしたり引っ込んだりします。
- 🌿マクロ🌿ボタンを押すと、液晶にチューリップのマークが現れます。1.35~0.75mの距離で撮影できます。近いものを撮りたいときに。
- 🌿スーパーマクロ🌿ボタンを押すと、液晶にチューリップ+0.45mのマークが現れます。0.45mの距離で撮影できます。お花などを大きく撮りたいときに。
***一部機能の紹介***
すべてのボタンや機能についてのご紹介はできかねます🙀一部機能のご紹介をさせていただきます。
☘モードに関して☘
①ボタンを押すと、「強制発光→発光禁止→逆光補正→バルブ→バルブ+フラッシュ→AUTO」の順で切り替わります。
起動時はオート(暗いときは自動でフラッシュがつく)です。
②ボタンで露出補正(写真の明るさを明るくしたり暗くしたり)ができます。②ボタンを深く3秒ほど押すと液晶に+-マークが現れます。②ボタンを押したまま、ズームレバーを左右に動かすと、+や-の露出補正ができます。
③ボタンを押すと、「セルフタイマー→連写→多重露光→インターバル→シングルフレーム」の順で切り替わります。
起動時はシングルフレーム(普通に1枚撮れる撮影)です。
多重撮影を選択できていれば、液晶に下の絵のようなマークが表示されます。
1枚目の撮影:このマークを表示させた状態で撮影します。
撮影後もフィルムカウンターの枚数は変わらないはずです(マークは消えているはずです)。
2枚目の撮影:普通に撮影します。すると、フィルムカウンターの数字は変化します。同じコマの中に二度撮影したことになります。
☘その他☘
- 赤目軽減:ONにすると、フラッシュが発光する際に赤目軽減されます。
- 途中巻き戻しボタン:フィルムを最後まで取りきらずに巻き戻したいときに。
5:フィルムの巻き戻し・取り出し
巻き戻し終了までは裏ぶたを開けないように!
フィルムをすべて撮影し終えると、自動で巻き戻し開始してくれます。
巻き戻し音が止まったら、裏蓋開閉ノブをスライドして、裏蓋を開けてフィルムを取り出しましょう。
フィルムを取り出し、その後しばらく撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。
最後に
この記事では、PENTAX ZOOM 105Rの使い方を紹介しました。フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!
著者:papiocamera
情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>
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