〔BLOG〕パピオカメラ│フィルムカメラのお店

フィルムカメラの情報・作例や使用方法などをアップしていきます!

フィルムカメラのフィルムの装填&取り出し(手動巻き上げ巻き戻し編)

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フィルムカメラ専門店パピオカメラです。

 

この記事では、フィルムカメラのフィルムの装填&取り出し(手動巻き上げ巻き戻し編)について、説明します☆

 

ちょっと小分けに見出しをつけたので、目次を見ると工程多いようにみえますが、

 慣れれば1分もしないくらいの時間で、装てんできます!

 

🙃〔2021/04/08更新〕:「巻き上げ・シャッター」の動画を追加しました。

 

 

■手動巻き上げ巻き戻しタイプとは??

ここでは以下のようなカメラをそう呼ぶことにします。

 

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巻き戻しクランクがついていたら手動巻きタイプ。巻き戻しクランクはカメラの底にあることもあります。

フィルムカメラの中でも一眼のほとんどがこのタイプです。

 

 

フィルムカメラのフィルムの装填&取り出し(手動巻き上げ巻き戻し編)

 

★★動画★★

 

手動巻き上げカメラのフィルム装てんの様子を動画にしました💫💫

 (準備中)

 

 

☆最初に☆

・フィルム装てん前に、練習!!

フィルムの装てんや撮影に使用する動作を、フィルムを装てんする前に練習しておきましょう!

 

 動画

 

youtu.be

 

「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す」という動作です。「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す⇒フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す…」の順で動作します。

 

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フィルムの巻き上げ。巻き上げレバーが右に行ききるまで。

 

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シャッターを押す。

 


☆巻き上げ・シャッターの動作ができない時☆

 以下をためしてみてください。

 

・フィルムの巻き上げができない!というとき

シャッターを押すと巻き上げができます。

 

・シャッターを押せない!というとき

右に行ききるまで巻き上げするとシャッターが押せます。

 

※注意※巻き上げレバーが動かないのに、無理矢理動かすのはNGです!

 

 

☆下もチェック(カメラにより異なります)☆

 

□電池は入れましたか、電池残量はありますか。

電池がないとシャッターがきれないものもあります。

 

□電源は入っていますか(AUTOやPROGRAMなどに設定)

 

□シャッターロックは解除されていますか(シャッターの周りのレバーをL→Aなどに)

 

 (例1:CANON AE-1の場合)

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シャッターレバーをAにセット(CANON AE-1

(例2:RICOH XR-8の場合)
 

 

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シャッターロック(RICOH XR-8)

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□暗すぎるとシャッターがきれないものもあります。(OLYMPUS TRIP35,35DCなど)

レンズキャップをしていたらはずす、レンズを下に向けないなどしてみてください。

 

 

1:フィルムの装填

 1-1:前提

・電池が必要なカメラの場合、カメラに電池をセットしておいてください。

・フィルム装填の際、明るすぎる場所は避けます。

・35mmフィルムを準備します。

 

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35mmフィルム
 1-2:裏蓋を開ける

フィルムを入れるために、裏蓋を開けます。

 

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巻き戻しクランクを上に引っ張って、裏蓋を開ける。

 

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※側面にある裏蓋開閉ノブであけるカメラもあります(OLYMPUS TRIP35,35DCなど)。

※巻き戻しクランク付近にあるロックを解除する必要があるカメラもあります(NIKON FEなど)。

 

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OLYMPUS TRIP35。側面にある裏蓋開閉ノブで裏蓋を開ける

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 1-3:フィルム室にフィルムパトローネを入れる

フィルムが入っている筒(パトローネといいます)を入れます。

入れる場所は大きさ的にここしかない!とわかります。

 

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パトローネ(フィルムの筒)を入れる

 

パトローネを入れた後、上に持ち上げていた巻き戻しクランクは、元の位置にしっかり戻します

 

1-4:フィルムの先端を引き出し、スリットに差し込む

 

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フィルムの先をのばし、差し込みやすいスリットに差し込む

 

 

 

 1-5:右に行ききるまで巻き上げる

 

 

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右に行ききるまでしっかり巻き上げる。フィルムの穴と歯車がかみ合っているのを確認。

 

巻き上げ出来ない時はシャッターを切ってから試してみてください。

 

巻き上げできたら、裏蓋を閉じます。

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(補足)

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フィルムを巻き上げたときに、上の写真みたいにフィルムの裏側の茶色い部分が見えるカメラもあります。カメラによって異なります。(RICOH XR-8)

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 1-6:裏蓋を閉じる。

裏蓋を閉じます。

 

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裏蓋をしっかり閉じます。

 

 

1-7:巻き戻しクランクを軽くまわして、たわみをとる

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時計回りに、少し重みを感じるくらいまで
(やりすぎNG)

 

1-8:シャッターを押す→巻き上げを繰り返す

フィルムカウンターが1になるまで、「シャッターを押す→巻き上げ」を2~3回繰り返す

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シャッターを切る

 

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巻き上げをします。

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☆巻上げ時の確認☆

 

 フィルムの装てん後、巻上げに連動して、巻き戻しクランクがくるくるまわっていたら成功しています。

 

何回巻上げをしても巻き戻しクランクがくるくる回っていなかったら、裏ぶたをあけて、フィルムを装てんしなおしてください。

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巻上げに連動して、巻き戻しクランクがくるくるまわっていたら成功

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1-9:フィルムカウンターが1になったころ、写り始める

 

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フィルムカウンターが1になるころには、写り始めます。

 

⚠️フィルムカウンターが1になったら、裏ぶたを開けないようにしましょう!

フィルムを全て撮りきり、フィルムの巻き戻しが終わるまでは、裏ぶたを開けないこと!フィルムが感光してしまいます。

 

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✎POINT

 

ポイントは、フィルムをセットして裏ぶたを閉じたあと、巻き上げ時に巻き戻しクランクをチェックすること!

フィルムカウンターが1になるころでも巻き戻しクランクが動いていなかったら、スリットからフィルムの先端が抜けている可能性が高いです。その場合は裏ぶたを開けて、装てんをしなおせばOK🙆

 

(フィルムにたるみがある場合は、すぐには巻き戻しクランクが動きません)

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1-10:感度の設定を忘れずに!

フィルムの感度は「ISO~」とフィルムに書いてある~の数字です。

 

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このフィルムの場合はISO100なので、100です。

 

 

感度を設定する場所は、カメラによって異なりますが、大体レンズ周りか巻き戻しクランクのあたりです。

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レンズ周りのぎざぎざしているリングを回して、ASAの数字を感度の数字に合わせます。写真はASA100(ISO100)のところに合っています。

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(例1:CANON AE-1の場合)

指で持ち上げたままくるくる回すタイプも結構あります。

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感度調節ダイヤル(外側)を指で持ち上げたままくるくる回して、感度を合わせます。(CANON AE-1

(例2:RICOH XR-8の場合)

 

 

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・感度調節リング(外側)をくるくる回して、感度を合わせます。(RICOH XR-8)

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5:フィルムの巻き戻し・取り出し

フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げレバーが動かなくなります。
(この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意)

 

フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、フィルムを巻き戻していきます。

 

 

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カメラ底の巻き戻しボタンを押します

※カメラ底の巻き戻しボタンが手を離すと戻ってしまうカメラの場合、ボタンを押しながら巻き戻しクランクを回して、巻き戻ししてください。
 

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巻き戻しクランクを時計回りにくるくる回します。



巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなります。これが、巻き戻し終了の合図です。

そこから2周くらい巻いて裏蓋を開けます。

 

 

スコッと軽くなる瞬間がない、回すのが重くてフィルムがちぎれそう、などという場合は無理しないでください。そのままの状態で、カメラごと現像するお店に持って行きましょう。その場合裏蓋はあけないように。

 

 

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巻き戻しクランクを上に引っ張り裏蓋を開け、フィルムを取り出す。

※上の写真は少しフィルムの先端が出ていますが、フィルムの先端は完全に筒の中に入っちゃって大丈夫です。

 



フィルムを取り出し、その後しばらく撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。

 

 

最後に

この記事では、フィルムカメラのフィルムの装填&取り出し(手動巻き上げ巻き戻し編)を紹介しました。

 

フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!

 

 

著者:papiocamera

情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。もしミスがありましたら、ご連絡いただけると幸いです。

 

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