CANONのフィルムコンパクトカメラ、AUTOBOY LUNAの使い方について、説明します☆
・レンズカバーが月の形に似ているところからLUNA(月)と名付けられた、とてもかわいく人気のあるカメラです。
・ズーム、デート・キャプション機能、ベストショットダイヤルなど機能充実です♪
CANON AUTOBOY LUNA 使い方♪
各種ダイヤル・ボタンの説明
■ベストショットダイヤルについて
矢印にマークをセットすると、モードを選択できます。上の写真ではAUTOにセットされています。
①AUTO--
自動撮影モードです。基本はこのモードで撮影すればOK!
②アクション--
動いている被写体を連続撮影するときに。
③夜景--
夜景を背景にして人物を撮影するときに。
④クローズアップ--
小物などをアップで撮りたいときに。
0.45mまで近づいて撮ることができます。
(クローズアップモードを使わない場合、近づける距離は0.6mからです)
⑤ポートレート--
人物を撮影するときに。
⑥SPOT--
逆光下で、人物などを撮影するときに。
■ボタンについて
①ストロボモードボタン--
ストロボON、ストロボOFFなどを選択できます。
②CAPTIONボタン--
写真にメッセージを写し込みたいときに使います。
キャプションの入れ方は こちら
③DATEボタン--
写真に日付を写し込みたいときに使います。
日付の入れ方は こちら
また、日付や時刻を設定するときに使います。
日付や時刻を設定は こちら
④途中巻き戻しボタン--
フィルムを最後まで撮影せず、途中で巻き戻したいときに使います。
⑤SELECTボタン--
日付や時刻を設定するときに使います。
⑥SETボタン--
日付や時刻を設定するときに使います。
■カメラ上部のボタン
撮影時に使用します。
1:電池を入れる
側面にある電池室に、電池を入れます。
あけにくい場合は、コインなど使用し、てこの原理で開けることができます。
電池はCR123Aを1個使用します。
電池を入れて、電池室を閉じます。
2:フィルムを入れる
35mmフィルムを入れます。
まずは裏蓋を開けます。
裏蓋を閉じただけでは、フィルムの巻き上げは始まらず、電源をONにすることで巻き上げられます。
これで、撮影が可能になります。
フィルムカウンターが1にならなかったら、もう一度フィルムをセットしなおしてください。
3:日付・時間をセットする
セットしなくても撮影は可能ですが、写真に正しい日付を写しこみたいなら、必須です。
・日付をセットする
DATEボタンを何度か押して、日付の形式「年月日」表示(上の写真の場合、'94 1 16)を選択します。
SELECTボタンを押す(年が点滅)→SETボタンで現在の年に変更する→
SELECTボタンを押す(月が点滅)→SETボタンで現在の月に変更する→
SELECTボタンを押す(日が点滅)→SETボタンで現在の日に変更する→
SELECTボタンを押す(セット完了)
・時間をセットする
DATEボタンを何度か押して、日・時間・分の形式を選択します。
SELECTボタンを押す(時間が点滅)→SETボタンで現在の時間に変更する→
SELECTボタンを押す(分が点滅)→SETボタンで現在の分に変更する→
SELECTボタンを押す(セット完了)
4:撮影
■基本の撮影手順
基本撮影は①~④の手順です。
①レンズカバーを開き、スイッチONに
②ファインダーを見ながらズームを調整
③シャッターボタン半押しでピント合わせ
④シャッターボタンをぐっと押し、撮影
ダイヤルはAUTOにしておくと、全自動撮影になります
AUTO以外の撮影は、 「ベストショットダイヤルについて」を参考にしてください。
緑ランプが点灯したら、ピントが合っています。
*ファインダー左の緑ランプについて
・点灯→OK
・遅い点滅→被写体に近すぎます。
・早い点滅→手振れする可能性があるので、ストロボを付けるなどします。
緑ランプが点灯したら、
そのまま、ぐっと押し込みシャッターを切る
暗いところ・逆光下では(設定を変えない限り)自動的にフラッシュが付きます。
撮影できたら、フィルムカウンターの数字が変わります。
撮影し終えたら、レンズカバーを閉じ、電源をOFFにします。
■フィルムの巻き戻しについて
フィルムをすべて撮影し終えると、カメラが自動でフィルムを巻き戻してくれます。
↓ フィルムカウンターが0になりました。
裏蓋を開けて、フィルムを取り出します。
巻き戻し終了までは裏ぶたを開けないように!
フィルムを取り出し、その後しばらく撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。
5:日付・キャプションの入れ方
■日付の入れ方
DATEボタンを押して、液晶に出てきた日付が写真に写しこみされます。
上の写真の場合、'94 1 16
写真に何も写し込みたくない時は、「-- -- --」を液晶に表示させます。
■キャプションの入れ方
キャプションボタンを押して、出てきた数字のキャプション(上の写真の場合J-1なので、かわいい!)が写しこまれます。
メッセージ(キャプション)の種類
E-1.♥ I LOVE YOU ♥
E-2.THANK YOU !
E-3.SEASON'S GREETING
E-4.HAPPY BIRTHDAY
E-5.CONGRATULATIONS
J-1.かわいい!
J-2.はい!チーズ
J-3.♥ お・め・で・と・う ♥
J-4.MERRY X'MAS
J-5.A HAPPY NEW YEAR
6:その他、フラッシュ・セルフタイマー・パノラマ撮影
■フラッシュ
①のストロボモードボタンを押すと、ストロボON・OFFなど、選択できます。
起動してすぐは、赤目軽減マークが画面に表示されており、ストロボはオートです。
ストロボモードボタンを押すと、液晶に表示されるマーク
(液晶表示の順番とは異なります)
①ストロボオート/ストロボON
・ストロボオート
通常はストロボオートです。
暗いときや逆光下では、ストロボが発光します。
*ストロボオートの時は、ストロボが発光するときに①のマークが表示されます。
・ストロボON
明るさに関係なく、ストロボを発光させたいときには、ストロボモードボタンを押してこのマークを表示させます。
②ストロボOFF
夜景撮影や室内でも自然光を利用して撮影するとき、ストロボモードボタンを押してこのマークを表示させます。
ファインダー横の緑ランプが早く点滅したときは、手振れしやすくなるので、しっかりカメラを固定します。
③スローシンクロ
夜景などを背景にして、人物を撮影するときは、ストロボモードボタンを押してこのマークを表示させます。
④赤目軽減
夜にストロボを発光させて人物を撮影すると、目が赤く撮影されることがあるので、それを軽減する機能です。赤目軽減するためには、ストロボモードボタンを押してこのマークを表示させます。
■セルフタイマー・リモコン
セルフタイマーボタンを押し、シャッターボタンを押すと、数秒後にシャッターが切れます。
■リモコンを使う場合
セルフタイマーボタンを押した後、カメラにリモコンをむけて、リモコンのボタンを押します。数秒後にシャターが切れます。
■パノラマ撮影
パノラマ切り替えノブをスライドすると、パノラマ撮影に切り替わります。
著者:papiocamera
情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。