〔BLOG〕パピオカメラ│フィルムカメラのお店

初心者向けフィルム情報発信!フィルムカメラの情報・作例や使用方法などをアップしていきます!

CANON AE-1の使い方♪

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フィルムカメラ専門店パピオカメラです。

 

この記事では、

CANON AE-1の基本的な使い方を紹介します。

フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。

 

 

 


CANON AE-1の使い方♪

☆最初に☆

・フィルム装填や撮影で必ず行う動作

 

「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す」という動作です。「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す⇒フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す…」の順で動作します。

 

まず、

電池が入っていないとシャッターが切れません。電池が入っていない場合は、「1:電池を入れる」を参照して、電池を入れてください。

 

ロックがかかっているときは、シャッターが切れません。

シャッターレバーをLからAに移動させてください。

 ↓

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LからAに移動

 

 ☆TRY☆「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す」

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フィルムの巻き上げ。巻き上げレバーが右に行ききるまで。

 

 

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シャッターを押す。カシャン!という音がします。

 

 

☆QUESTION☆上の動作ができない時

 

以下をためしてみてください。

 

・フィルムの巻き上げができない!というとき

シャッターを押すと巻き上げができます。

 

・逆にシャッターを押せない!というとき

巻き上げするとシャッターが押せます。

 

 

・フィルム装填前に、撮影の動作を試してみよう!

 

フィルムを入れる前に、撮影の動作をお試しできます。

 

「1:電池を入れる」から進み、「3:フィルムを入れる」を省略して、「5:撮影」に進んでください。

 

 


1:電池を入れる

 

電池室を開けて、電池を入れます。

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写真のように電池蓋を開けます。





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電池は4LR444SR44を使用。電池を入れる向きは上が+。

 



電池を入れて、電池室を閉じます。

 

 

次に、バッテリーチェックをします。

 

 

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黒いボタン(バッテリーチェックボタン)を押します。押しながら、ファインダーをのぞきます。

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ボタンを押しながら右のメーターを確認。右のメーターの針が、2.8くらいならOK。5.6より下なのを確認します。5.6あたりを指しているときは、電池をほかのものに変えます。

 

2:レンズを付ける

 

※すでについている場合は省略

 

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内部は絶対に触らない!!

 

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写真のように赤丸が出ていないかチェック。出ていたら、解除する。

 

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赤丸が出ていなければOK

 

 

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ボディとレンズの・の部分が合うようにはめる


 

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写真のように時計回りにレンズを回して装着


 

 

絞りがAUTOになっていない時は、AUTOにしておきます。

 

 

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絞りをAUTOにかえる

 

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絞りがAUTOになった。

 

*レンズを外すときは…

 

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写真のように外します。


 

 

3:フィルムを入れる

 

シャッターレバーをAにしておきます。

 

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シャッターレバーをAに

 

35mmフィルムを入れます。

 

 (別のカメラを使用して撮影していますが、装填方法は同様です)

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巻き戻しクランクを上に引っ張ると裏蓋が開きます。

 

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パカーンと開きます

 

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故障の原因となるので、シャッター幕部分は触れないように気を付けてください。

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写真のように、パトローネ(フィルムが入った筒)を入れます。

 

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巻き戻しクランクを元の位置に戻す。

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フィルムの先端をスリット(巻取り軸の溝)に差し込む

 

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フィルムの先端をスリットに刺す。

 

 

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巻き上げレバーでフィルムを巻き上げる


 

巻き上げると、フィルムの先端が上の写真のように、巻取り軸に巻き込まれていきます。

 

フィルムの装填って難しそうですが、要は、巻取り軸にフィルムの先端がしっかり巻き込まれて、フィルムがちゃんと平行に送られていけばいいわけです♪

 

 

 

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たわみが気になるようなら、巻き戻しクランクを時計回りに軽く回します。

 

 

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裏蓋をしっかり閉じる。

 

 

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シャッターを押す

 

※シャッターが押せない時は、巻き上げレバーを右にやさしく回しきってから押してください。また、シャッターレバーがAになっているか、電池は切れていないか確認してください。

 

 

最初のフィルムは感光しているため、何度か「巻き上げレバーを引く⇒シャッターを押す」を繰り返して、フィルムカウンターが1になるまでフィルムを送ります。

 

 

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巻き上げレバーを引く


 

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シャッターを押す

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*装填ができているかの確認

フィルムが装填できていれば、巻き上げレバーを引くたびに、この巻き戻しのクランクはくるくるまわります。

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巻き上げレバーを引くたびに、この巻き戻しのクランクはくるくるまわる。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

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フィルムカウンターが1になった(0と2の間)

これで、撮影できます。
 

4:感度をセットする

 

フィルムの感度は「ISO~」とフィルムに書いてある~の数字です。

 

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このフィルムはISO100

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感度調節ダイヤル(外側)を指で持ち上げたままくるくる回して、感度を合わせます。

ちょっと合わせずらいですが、巻き上げレバーを少し右に動かし、写真のように持って回すと回しやすいです。


上の写真はISO200のところに合っています。

 

 

5:撮影

5-1: 撮影手順

 

シャッターレバーをAにセット(5-2)後、

 

巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ(5-3)

シャッタースピードを設定(5-4)

→(露出計のスイッチを入れる)(5-5)

→ピント合わせ(5-6)

→シャッターを押す(5-7)の順です。

 

(シャッターレバーをAにセットとシャッターを押す以外は順番は変わっても大丈夫です。)

 

 -------------

AUTO撮影の場合、レンズはAUTOに設定しておいてください。

 

AUTOに設定すれば、シャッタースピードを設定すれば、カメラが自動で絞りを合わせてくれます。

 

AUTOから外すとマニュアル露出での撮影になります。(マニュアル露出での撮影については割愛させていただきます。)

 

 

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AUTOに設定。写真のように時計回りにレンズを回して装着。

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Aが上に来ればOK

 -------------

5-2:シャッターレバーをAにセット

 

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シャッターレバーをAにセット


 

5-3:巻き上げ

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巻き上げレバーを右に行ききるまで動かす




巻きあがらない時は、すでに巻き上がっているかもしれませんので、次に進みます。

 

 

5-4:シャッタースピードを設定

 

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シャッタースピードダイヤルをくるくる回して、設定します。写真は1/125秒に設定されています。

  -------------

シャッタースピードダイヤルの数字は、1000-2(白文字の2)までは、1/1000秒-1/2秒を表します。1は1秒、その次のオレンジの2は2秒、Bはバルブ撮影(長時間露光)となります。

  -------------

 

 

撮影したいものの明るさや、動きをどう表現したいかによってシャッタースピードを決定します。

 

 

迷ったらとりあえず、1/125秒くらいにして、露出計で適正露出(ちょうどいい明るさ)になっているかをみます(5-5:露出計のスイッチを入れるに進む)。

 

(1/125秒以上の早いスピードであれば、手振れでの失敗は防げるため。)

 

 

-------------

☆MORE☆

シャッタースピードを遅くしていくと(シャッタースピードが125(1/125秒)

にあっているなら60(1/60秒)、30(1/30秒)..と動かすと)

 

写真が明るくなっていく。ぶれやすくなる。ぶれにくいスピードに合わせます。低速にするにつれ、ボケ感はすくなくなっていきます。



バランスを見つけるのが大事♪

 


シャッタースピードを速くしていくと(シャッタースピードが125(1/125秒)にあっているなら250(1/250秒)、500(1/500秒)..と動かすと)

 

写真が暗くなっていく。ぶれにくくなります。一方、高速になるほど絞りを開く必要が出てくるので、ピントが合っていない部分がぼけた写真になりやすくなります。

 -------------

 

 

 

5-5:露出計のスイッチを入れる

 

ファインダーをのぞき、シャッターを優しく半押しした状態でキープすると(ぐっと押し込まない程度)、露出計が作動します。

 

※スクリーン真ん中付近の明かりをはかります。

※シャッターから指を外すと、露出計は作動しません。

 

 ↓露出計

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右に露出計。明るさと設定したシャッタースピードに合わせて、カメラが選んだ絞りが表示されています。写真ではf4とf2.8の間くらい。
*露出計を見て、明かりが適切かどうかを判断

露出計の針が、明るさが適切かどうか教えてくれます。

 

明るさは、露出計の針が上の赤いゾーンに入っていたり、赤いランプがつかなければ適正◎

 

そうでないときは、シャッタースピードダイヤル を動かします(どう動かすかは下を参考にして下さい)。

 

そして、またシャッターを半押しして、明るさが適正になっているかを露出計をチェックしてみてください。

 

 

・露出計の下に針がいき、赤いランプがつく場合

暗い写真になってしまいます。シャッタースピードダイヤルを動かし、シャッタースピードを遅くします。125にセットしていたなら60、30..と動かすなどにしていきます。

 

 ↓写真

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露出計の下に針がいき、赤いランプがつく


 

シャッタースピードを遅くするときに注意すること。

1/125秒より早いスピードであれば、手振れでの失敗は防げるかと思います。
60(1/60秒)より遅く(1/30,1/15....)なると、手振れしやすくなってきます。カメラをしっかりと固定して、ぶれに注意してください。またはわざとぶれた写真にしたい場合は、そのままでOKです☆

 

 

・露出計の上の赤いゾーンに針がきている場合


明るすぎる写真になります。シャッタースピードダイヤルを動かし、シャッタースピードを速くします。125にセットしているなら250、500..と動かすなどにしていきます。

 

 

*絞りについて(少し上級)

明るさは、露出計の針が赤いゾーンに入っていたり、赤いランプがつかなければ適正◎

 

慣れてきたら、絞りも視野に入れてシャッタースピードダイヤルを調整しましょう。

 

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写真では絞りはf4とf2.8の間くらい。

 

・絞り値が小さい(開放、F1.8、2など)

 

大きなボケ感を楽しめます。ボケ感を楽しむのは一眼レフでの楽しみでもあります(^-^)しかし、絞り値を小さくすればするほど、かなり厳しくピント合わせをする必要があります。ピント合わせにずれがあると、本来合わせたいものにピントが合わない写真になることがあります。



撮りたいイメージに合わせて調節♪


・絞り値が大きい(絞る、F8など)

 

ボケは少なくなりますが、広範囲にピントが合うようになります。
F5.6くらいの絞りから、全体の状況がわかりやすい写真になります。

 

 

5-6:ピント合わせ

ファインダーをのぞき、ピントリングを回し、ピントを合わせます。

 

 ↓写真

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ファインダーをのぞきながら、ピントリングを回す。写真では2mのところにピントがあっている。

 

ファインダーをのぞいて、真ん中にピントを合わせたいものを持ってきてよく見ます。

 

ピントを合わせるためには、ピントリングを動かして、分断された像を一致させます。

 

 

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絵のように分断された像がピタッと合うようにピントを調整する。

 

上の絵のように分断されていることがわかりにくいときは、中央部付近がぼけている状態から、クリアに見える状態にピントを調整します。

 

 

5-7:構図を決めてシャッターを押す

ピントを合わせたら、撮りたい構図にセットしなおして(カメラと撮りたいものとの距離は変えない)、シャッターを切り、撮影しましょう。

 

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シャッターを切る。カメラをしっかり固定して、ブラさないように気を付ける。


 

 

次の撮影も「巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ→シャッタースピードを設定→(露出計のスイッチを入れる)→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。(シャッターを押す以外は順番は変わっても大丈夫です。)」で撮影です。

 

 

5-8:撮影終了後

 

撮影を終えたら、シャッターレバーをAからLに切り替えておきます。

 シャッターがロックされます。

(電池の消耗を避けるためです)

 

5-9: ☆その他の撮影

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・露出補正

露出補正ボタンを押しながらシャッターを切ると、+1.5段分明るく撮影できます。

逆光下で人物を撮影するときなどに使います。

 

・露出読み取りスイッチ

露出読み取りスイッチを押すと、シャッター半押しの時と同様、露出計が作動します。

 

・絞り込みレバー

レンズのAUTOを解除し、マニュアルにすると使用できます。(説明は割愛させていただきます)

 

・セルフタイマー

 

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シャッターレバーをSにセットしてシャッターを切る

 

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ランプが赤く点灯します。数秒後にシャッターが切れます。

 

 

5:フィルムの巻き戻し・取り出し

フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げレバーが動かなくなります。
(この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意)

 

フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、フィルムを巻き戻していきます。

 

(写真のカメラは別のカメラですが、巻き戻し方は同様です)

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カメラ底の巻き戻しボタンを押します


 

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巻き戻しクランクを時計回りにくるくる回します。

 

 

巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなります。これが、巻き戻し終了の合図です。

 

 

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裏蓋を開ける。



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フィルムを取り出す。カメラを傾けると取り出しやすいです。

 


フィルムを取り出し、その後しばらく撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。

 


また、半年くらいたってくると、電池が消耗されメーターの精度が悪くなってくるので、電池交換をしましょう。

 

 

 

最後に

 

この記事では、CANON AE-1 の使い方を紹介しました。

 

フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!

 

 

 

著者:papiocamera

情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>

 

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⁡〖 お店について 〗

2019年に、フィルムカメラ大好きな店主が、長年やりたかったフィルムカメラのお店をオープンしました。

現在は、オンラインストアフィルムカメラを販売しています。

「フィルムって楽しい」と思っていただけるよう、Instagramでの情報発信や、フィルムカメラの使い方BLOGなども作成しています。

 

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NIKON EMの使い方♪

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フィルムカメラ専門店パピオカメラです。

 

この記事では、

NIKON EMの基本的な使い方を紹介します。

フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。

 

NIKON EM」は、NIKONの一眼・フィルムカメラです。

通称リトルニコン

 

ニコンのカメラの中では珍しい、初心者や女性をターゲットにしたといわれています。

・小型軽量なボディで、操作もわかりやすいカメラです。

・見た目も武骨な感じではなく、かわいらしい感じです。女性でも持ちやすいと思います。

・人気の絞り優先AE機!絞りとピントを合わせれば、あとはシャッターを押すだけ!
絞りを自分で合わせられるので、一眼の醍醐味であるボケ感をコントロールできます!

 

 


NIKON EMの使い方♪

☆最初に☆

・フィルム装填や撮影で必ず行う動作

 

「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す」という動作です。「フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す⇒フィルムの巻き上げ⇒シャッターを押す…」の順で動作します。

 

この動作ができない時は、以下をためしてみてください。

フィルムの巻き上げができない!というときは、シャッターを押すと巻き上げができます。

逆にシャッターを押せない!というときは、巻き上げするとシャッターが押せます。

 

・フィルム装填前に、撮影の動作を試してみよう!

 

フィルムを入れる前に、撮影の動作をお試しできます。

 

「1:電池を入れる」から進み、「3:フィルムを入れる」を省略して、「5:撮影」に進んでください。

露出計はフィルムカウンターが1になってから動き始めます。


1:電池を入れる

 

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電池室はカメラの底から開けられます。




コインなどを溝にあててくるくるして、開けます

 

 

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SR44かLR44を二個使用します。

+と-の方向を間違えないように注意してください。

(上の写真では電池のプラスが上になっている状態です)

電池を入れて、電池室を閉じます。

 

 

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ランプの上の銀色のボタン(指で隠れていますが…)を押して、上の写真のようにランプが点灯していればOK!点灯しなかったら、電池を新しいものに変えます。

 

2:レンズを付ける

 

※すでについている場合は省略

 

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中のミラーなどは絶対に触らないでください。

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ボディとレンズの・の部分が合うようにはめる

 

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写真のように反時計回りにレンズを回して装着(装着出来たらレンズの・は写真のように真上にきます)

 

*レンズを外すときは…

 

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写真のように外します。

 

 

3:フィルムを入れる

 

35mmフィルムを入れます。

 

 

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巻き戻しクランクを上に引っ張ると裏蓋が開きます。

 

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パカーンと開きます

 

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故障の原因となるので、シャッター幕部分は触れないように気を付けてください。

f:id:papiocamera:20200910144809j:plain

写真のように、パトローネ(フィルムが入った筒)を入れます。

 

f:id:papiocamera:20200910144839j:plain

巻き戻しクランクを元の位置に戻す。

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フィルムの先端をスリット(巻取り軸の溝)に差し込む

 

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フィルムの先端をスリットに刺す。

 

 

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巻き上げレバーでフィルムを巻き上げる


 

巻き上げると、フィルムの先端が上の写真のように、巻取り軸に巻き込まれていきます。

 

フィルムの装填って難しそうですが、要は、巻取り軸にフィルムの先端がしっかり巻き込まれて、フィルムがちゃんと平行に送られていけばいいわけです♪

 

 

 

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たわみが気になるようなら、巻き戻しクランクを時計回りに軽く回します。

 

 

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裏蓋をしっかり閉じる。

 

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シャッターを押す

※シャッターが押せない時は、巻き上げレバーを右にやさしく回しきってから押してください。

 

 

最初のフィルムは感光しているため、何度か「巻き上げレバーを引く⇒シャッターを押す」を繰り返してフィルムを送ります。

 

 

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巻き上げレバーを引く

 

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シャッターを押す
*装填ができているかの確認

上で説明した「巻き上げレバーを引く⇒シャッターを押す」の過程で左の巻き戻しクランクがくるくるまわれば、フィルムはちゃんと送られています。フィルムが装填できていれば、巻き上げレバーを引くたびに、この巻き戻しのクランクはくるくるまわります。

 

 

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フィルムカウンターが1になった

 



 

 

4:感度をセットする

 

フィルムの感度は「ISO~」とフィルムに書いてある~の数字です。

 

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このフィルムはISO100

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感度調節ダイヤル(外側)を指で持ち上げたままくるくる回して、感度を合わせます。

上の写真はASA(ISO)100のところに合っています。

 

 

5:撮影

5-1: 撮影手順

オートにセット(5-2)後、

 

巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ(5-3)

→絞り合わせ(5-4)

→(露出計のスイッチを入れる)(5-5)

→ピント合わせ(5-6)

→シャッターを押す(5-7)の順です。

 

(オートにセットとシャッターを押す以外は順番は変わっても大丈夫です。)

 

5-2:AUTO(絞り優先AE)

AUTOに設定すれば、絞りを設定すれば、カメラが自動でシャッタースピードを合わせてくれます。

 

 

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AUTOに設定

 

5-3:巻き上げ

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巻き上げレバーを右に行ききるまで動かす



巻きあがらない時は、すでに巻き上がっているかもしれませんので、絞り合わせ→ピント合わせ→シャッターを押すをしてみます。

 

 

5-4:絞り合わせ

 

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絞り環を回して絞りを合わせる

 

絞りを変えると、ボケ感をコントロールできます。

絞り値が小さくなるほどピントが合う部分が小さくなり、その分ボケ感は大きくなります。

 

逆になるべく全体にピントを合わせたい(写ルンですのように)場合は、絞り値を大きくしていきます。

 

迷ったら、とりあえず、f5.6か8くらいにしてみます。

 

5-5:露出計のスイッチを入れる

 

ファインダーをのぞき、シャッターを優しく半押しします(ぐっと押し込まない程度)

すると、露出計が作動します。

 

※スクリーン真ん中の明かりをはかります。

 

 ※露出計はフィルムカウンターが1にならないと作動しません。

※シャッターを軽く押した後しばらくたつと、露出計のスイッチが切れます。その場合は、また、シャッターを軽く押しなおしてください。

 

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左に露出計。セットされている絞りを選択したときのシャッタースピードが表示されています。写真では1/4秒くらい。

 

*「手振れしそう、明かりが不適切」などの時は、警告音が鳴ります。

シャッタースピードって?という方でも、警告音で、この設定ではうまく写らなそうだ。と判断できます。

 

 手振れ警告で鳴る場合が多いかと思います。

 

音が鳴った時は、絞りを動かして(どう動かすかは下を参考にして下さい)、また、シャッターを半押ししてみてください。

 

・露出計の下の赤いゾーンに針があった場合

暗い写真になってしまいます。絞りの値を小さく(f5.6なら4、2.8と動かすなど)していきます。

 

・露出計の1-30の赤い数字のところに針があった場合

写真の明るさは適切ですが、ぶれやすくなります絞りの値を小さく(f5.6なら4、2.8と動かすなど)していきます。。そのままの設定で撮影したい場合は、カメラをしっかりと固定して、ぶれに注意してください。またはわざとぶれた写真にしたい場合は、そのままでOKです☆

 

・露出計の上の赤いゾーンに針があった場合
明るすぎる写真になります。絞りの値を大きく(f5.6なら8、11と動かすなど)していきます。

 

 

5-6:ピント合わせ

ファインダーをのぞき、ピントリングを回し、ピントを合わせます。

 

 

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ファインダーをのぞきながら、ピントリングを回す。写真では∞(遠景)ピントがあっている。

 

ファインダーをのぞいて、真ん中にピントを合わせたいものを持ってきてよく見ます。

 

ピントを合わせるためには、ピントリングを動かして、分断された像を一致させます。

 

 

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絵のように分断された像がピタッと合うようにピントを調整する。

 

上の絵のように分断されていることがわかりにくいときは、中央部付近がぼけている状態から、クリアに見える状態にピントを調整します。

 

 

5-7:構図を決めてシャッターを押す

ピントを合わせたら、撮りたい構図にセットしなおして(カメラと撮りたいものとの距離は変えない)、シャッターを切り、撮影しましょう。

 

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シャッターを切る。カメラをしっかり固定して、ブラさないように気を付ける。

 

 

次の撮影も「巻き上げレバーでフィルムを巻き上げ→絞り合わせ→(露出計のスイッチを入れる)→ピント合わせ→シャッターを押すの順です。(シャッターを押す以外は順番は変わっても大丈夫です。)」で撮影です。

 

 

5-8:撮影終了後

 

撮影を終えたら、電池の消耗を防ぐために、シャッターレバーをオートからバルブかM90に切り替えておきます。

 

f:id:papiocamera:20200913132849j:plain

 

5-9: ☆その他の撮影

f:id:papiocamera:20200913132003j:plain

・セルフタイマー

セルフタイマーレバーを矢印の方向に倒してシャッターを切ると、数秒後にシャッターが切れます。

 

・露出補正

露出補正ボタンを押しながら撮影すると、+二段分明るく撮影できます。

逆光下で人物を撮影するときなどに使います。

 

f:id:papiocamera:20200913132849j:plain

シャッターレバー

 

・バルブ

シャッターレバーをバルブにセットしてシャッターを押すと、シャッターを押している間は、光がカメラ内に入ってきます。(シャッター幕が開いたままとなっています)

夜景の撮影などの時に使います。

 

・M90

1/90秒でシャッターが切れます。1/90秒固定ですが、電池残量がないときでもシャッターをきることができます。(お持ちのカメラの個体によって、誤差はあるかもしれません。

 

5:フィルムの巻き戻し・取り出し

フィルムをすべて撮影し終えると、巻き上げレバーが動かなくなります。
(この時無理やり巻き上げると故障の原因になるので注意)

フィルムカウンターでフィルムの枚数前後になっていれば、フィルムが終了しているので、
フィルムを巻き戻していきます。

 

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カメラ底の巻き戻しボタンを押します


 

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巻き戻しクランクを時計回りにくるくる回します。

 

 

巻き戻しの感覚・手ごたえを確かめながら…
回し続けるといきなり軽くなります。これが、巻き戻し終了の合図です。

 

 

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裏蓋を開ける。



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フィルムを取り出す。カメラを傾けると取り出しやすいです。

 


フィルムを取り出し、その後しばらく撮影しない場合、カメラを長持ちさせるため、電池は抜いておきましょう。
また、半年くらいたってくると、電池が消耗されメーターの精度が悪くなってくるので、電池交換をしましょう。

 

 

 

最後に

 

この記事では、NIKON EM の使い方を紹介しました。

 

フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!

 

 

 

著者:papiocamera

情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>

 

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⁡〖 お店について 〗

2019年に、フィルムカメラ大好きな店主が、長年やりたかったフィルムカメラのお店をオープンしました。

現在は、オンラインストアフィルムカメラを販売しています。

「フィルムって楽しい」と思っていただけるよう、Instagramでの情報発信や、フィルムカメラの使い方BLOGなども作成しています。

 

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Basic N 45 CAMERA 使い方♪

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追記:2023/01/13

少し追記しました。

 

フィルムカメラ専門店パピオカメラです。この記事では、フィルムコンパクトカメラ、Basic N 45 CAMERA の使い方について、説明します☆フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。

続きを読む

【豆知識】知っておきたい「 最短撮影距離」

 

f:id:papiocamera:20200814145143j:plain

 

この記事はフィルムカメラ(コンパクトカメラ)について…

 

・近づいて撮った写真はピントが合わない写真が多い

・小物やテーブルフォト、お花などの撮影を楽しめるカメラが欲しい!

・自分のカメラについてもっと知りたい

 

という方におすすめです♪

 

 

 さくっと内容を知りたい方は、下の目次から「4:まとめ」に飛んでください★

 

 

-------------------------

 

フィルムカメラ専門店パピオカメラです。

 

この記事では、

フィルムカメラ(コンパクトカメラ)を使うなら知っておきたい、最短撮影距離について説明します☆

 

フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。

 

 

-------------------------

 

 

フィルムカメラ(コンパクトカメラ)の最短撮影距離について

 

 

1:最短撮影距離とは?

 

フィルムカメラ(コンパクトカメラ)はそれぞれ、最短撮影距離が決まっています!

 

最短撮影距離とは、「最短で撮影できる距離」のことです。

この場合の距離とは、被写体(撮りたいもの)からフィルム面までの距離です。

 

 

例えば、下の写真のカメラ、CANON AUTOBOY JUNOの最短撮影距離は0.6mです。

 

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CANON AUTOBOY JUNO

 

0.6m(60cm)だと、コンパクトカメラの中では、寄って撮れるほうだと思います。

テーブルフォトなどはぎりぎり撮れるくらいの距離です。

 

 

最短撮影距離が1m以上のカメラというのも多いです。

そうなってくると、テーブルフォトや小物をアップで写すような撮影は難しくなってきます。

 

 

2:最短撮影距離より近づいて撮るとどうなる?(実例)

 

では、最短撮影距離より近づいて撮影するとどうなるでしょう?

 

 

ピントが合いません!

 

 

以下いろんなカメラで撮った写真です。最短撮影距離より近づいて撮影。

 

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ピントが合っていません。

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ピントが合っていません。

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室内で最短撮影距離ぎりぎりで撮ると、ぶれやすいという問題もあります。

 

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ピント合わせがうまくいかず、撮りたいいちごにピントが合っていない

 

何を撮ったのかはわかりますが、微妙にぼけた写真になってますね。

 

 

「あれ?なんか近づいて撮った写真はピントが合わない写真が多いな~」と思ったら、最短撮影距離に注意して撮影してみてくださいね!

 

※AFの性能による場合もあります。

 

 

3:最短撮影距離の調べ方は?

最短撮影距離の調べ方は、取扱説明書を見る、ネットで検索するなどで調べられます。

 

「0.6m~∞」なんて書かれている場合は、0.6mが最短撮影距離となります。

 

例えば「CANON AUTOBOY JUNO」の場合は、ネット検索すると、CANONのHPに仕様が出ています。

 

オートボーイ JUNO(ジュノー) - キヤノンカメラミュージアム(外部HP)

 

リンク先の、主な仕様→AF方式のところに、「0.6m~∞」とあるので、最短撮影距離が0.6mだということがわかります。

 

 

 

もし、自分のカメラの最短撮影距離がわからない場合、少なくとも1.5m以上は距離をとることを意識して撮影してみてください★

 

 

「小物やテーブルフォト撮りがしたい!」という方は、なるべく最短撮影距離が短いカメラやマクロ撮影ができるカメラを選ぶとよいと思います!

 

 

 また、最短撮影距離以上であっても室内のような暗い場所で撮ると、ぶれやすく、ピンボケのように見えることもあります。その場合、なるべく明るい場所で撮ることで手振れは回避できます。

 

 

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うまくいけば、しっかり寄ってピントが合った写真が撮れます。

 

4:まとめ

フィルムカメラ(コンパクトカメラ)はそれぞれ、最短撮影距離が決まっている

・最短撮影距離より近づいて撮影するとピントが合わない

・「あれ?なんか近づいて撮った写真はピントが合わない写真が多いな~」と思ったら、最短撮影距離に注意して撮影

・自分のカメラの最短撮影距離がわからない場合、少なくとも1.5m以上は距離をとる

・「小物やテーブルフォト撮りがしたい!」という方は、なるべく最短撮影距離が短いカメラやマクロ撮影ができるカメラを選ぶとよい

 

 

5:最後に

 

この記事では、フィルムカメラ(コンパクトカメラ)を使うなら知っておきたい、最短撮影距離について紹介しました。

 

フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!

 

最後まで読んでいただき、有難う御座いました!

 

 

著者:papiocamera

情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>

 

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RICOH MYPORT 330 SUPER 使い方♪

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フィルムカメラ専門店パピオカメラです。

 

この記事では、

リコーのフィルムコンパクトカメラ、RICOH MYPORT 330 SUPER の使い方について、説明します☆

フィルムカメラ初心者さん向けに、専門用語など少なめに説明しています。

 

使いやすさ・失敗しにくさが詰まったカメラ。

 

2つのダイヤルでの操作が使いやすい!

 

フィルムの巻き上げはプレワインド方式です。

フィルムを装填すると、最初にすべてのフィルムを巻き上げます。

 

 

 

 

 

RICOH MYPORT 330 SUPER 使い方♪

 

各種ボタン・ダイヤル

 ★ダイヤルについて。

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ダイヤル

①AUTO--

自動撮影モードです。基本はこのモードで撮影すればOK!

ポートレート--

人物をアップで撮影するときに。

③アクション--

動いている被写体を連続撮影するときに、1コマ/秒の連写ができます。

④風景--

遠景を撮影するときや、ガラス越しに景色を撮影するときなどに。

⑤スーパーインテリジェント夜景--

夜景&人物などを撮影するときに。被写体と夜景を二重に露出して、両方にピントを合わせることにより、きれいに撮ることができます。

⑥シングルAF--

シャッターボタン半押しでピントを固定します。

 

 

A:OFF--

電源をOFFにするときに。

B:ON--

電源をONにするときに。

C:セルフタイマー--

セルフタイマー撮影に使います。

D:リモコン--

リモコンがある場合、リモコンを使って撮影するときに使います。

E:連写--

連写撮影するときに使います。

 

★撮影時使用するボタンなど

 

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撮影時に使用します。

 

1:電池を入れる

電池室に、電池を入れます。

 

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電池を入れる。


 

 

電池はCR123Aを2本使用です。


電池を入れて、電池室を閉じます。

 

2:フィルムを入れる

35mmフィルムを入れます。

 

まずは裏蓋を開けます。

 

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裏蓋を開けます。

 

f:id:papiocamera:20200727155430j:plain

写真のようにフィルムを装填します。





なるべくたわみのないようにして、裏蓋を閉じます。

 

フィルムカウンターが動き出します。

 

このカメラは、フィルムを装填すると、最初にすべてのフィルムを巻き上げます。

 

24枚撮りフィルムの場合、フィルムカウンターが24の表示になればOK。

 

f:id:papiocamera:20200727155738j:plain

フィルムカウンターが24の表示に


 

 

 

フィルムカウンターが0のままだったら、もう一度フィルムをセットしなおしてください。

    

 

3:日付・時間をセットする

セットしなくても撮影は可能ですが、写真に正しい日付を写しこみたいなら、必須です。

 

 

f:id:papiocamera:20200803140050j:plain

MODE・SELECT・SETボタンを使います。
・日付をセットする

上部のダイヤルで電源をONにします。

日付を設定していない状態では、上部の液晶に「'00 0 0」が点滅します。

 

 

SELECTボタンを押す(年 95が点滅)→SETボタンで現在の年に変更する→

SELECTボタンを押す(月 1が点滅)→SETボタンで現在の月に変更する→
SELECTボタンを押す(日 1が点滅)→SETボタンで現在の日に変更する→

SELECTボタンを押す(セット完了)

 

・時間をセットする

MODEボタンを何度か押して、日・時間・分の形式を選択します。

8/3に日付を設定した後の場合、「3   0:00」などと表示されます。

 

SELECTボタンを押す(時間が点滅)→SETボタンで現在の時間に変更する→
SELECTボタンを押す(分が点滅)→SETボタンで現在の分に変更する→

SELECTボタンを押す(セット完了)

 

 

4:撮影

■基本の撮影手順

 基本撮影は①~④の手順です。

 

①電源をONに。モードダイヤルはA(オート)に。

②ファインダーを見ながらズームを調整

③シャッターボタン半押しでピント合わせ

④シャッターボタンをぐっと押し、撮影

 

 

f:id:papiocamera:20200803132202j:plain

①電源をONに。モードダイヤルはA(オート)に。

 

全自動撮影になります

AUTO以外の撮影は、 「★ダイヤルについて。」を参考にしてください。

 



 

f:id:papiocamera:20200803133120j:plain

 ②ファインダーを見ながらズームを調整

 

 

③シャッターボタンを半押しでピント合わせします。(緑ランプが点灯したら、ピントがあっています)

 


 

*ファインダー右のランプについて

・上の緑ランプ

--点灯→ピントが合ったということになります。

--点滅→ピントが合っていません。

被写体に近すぎる場合はシャッターが切れません。

被写体より1mは離れてください。

 

・下の赤ランプ

--点灯→オート撮影選択時、暗いところで点灯します。撮影時フラッシュが付きます。

 

 

 

④シャッターボタンをぐっと押し、撮影

 

緑ランプが点灯したら、
そのまま、ぐっと押し込みシャッターを切る

 

暗いところでは(設定を変えない限り)自動的にフラッシュが付きます。

 


撮影できたら、フィルムカウンターの数字が変わります(撮影前が24なら、撮影後に23になります)。

 

 

 

 ■フィルムの巻き戻しについて

フィルムをすべて撮影し終えると、カメラが自動でフィルムを巻き戻してくれます。

 

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巻き戻しが終わり、フィルムカウンターがEの表示に。

 

巻き戻し終了までは裏ぶたを開けないように!

 

 

取り出したフィルムは、なるべく早めに現像に出しましょう!

 

 

 

5:日付を写真に写し込みたいとき

f:id:papiocamera:20200803140050j:plain

MODEボタンを使う。

MODEボタンを押して、液晶に出てきた日付が写真に写しこみされます。

 

 

写真に何も写し込みたくない時は、「-- -- --」を液晶に表示させます。

 

6:その他、フラッシュ・セルフタイマー

 

■フラッシュ

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フラッシュボタンを押して、フラッシュ切り替え

通常時は自動です。暗いところでは(設定を変えない限り)自動的にフラッシュが付きます。

 

フラッシュボタンを押すと「赤目軽減⇒発光禁止⇒強制発光⇒スローシンクロ⇒赤目軽減&スローシンクロ」の順に切り替わります。


 

・赤目軽減

ストロボを発光させて人物を撮影すると、目が赤く撮影されることがあるので、それを軽減する機能です。

 

・発光禁止

夜景撮影や室内でも自然光を利用して撮影するときに。

暗いところでは手振れしやすくなるので、しっかりカメラを固定します。

 

 

・強制発光

明るさに関係なく、ストロボを発光させたいときに使います。

逆光時など人物を撮影するときなどに。

 

 

・スローシンクロ

夜景などを背景にして、人物を撮影するときなどに。

 

 

 

■セルフタイマー

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右のダイヤルのCを選択する。

セルフタイマーを選択し、シャッターボタンを押すと、数秒後にシャッターが切れます。

 

 

最後に

 

この記事では、RICOH MYPORT 330 SUPER の使い方を紹介しました。

 

フィルムカメラライフのお役に立てれば幸いです!

 

 

 

著者:papiocamera

情報は細心の注意を払って記載していますが、記載ミスがございましたら申し訳ございません。記載情報に万が一誤りがあれば教えていただけると助かります<m(__)m>

 

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⁡〖 お店について 〗

2019年に、フィルムカメラ大好きな店主が、長年やりたかったフィルムカメラのお店をオープンしました。

現在は、オンラインストアフィルムカメラを販売しています。

「フィルムって楽しい」と思っていただけるよう、Instagramでの情報発信や、フィルムカメラの使い方BLOGなども作成しています。

 

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